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東京大学 理科一類 まちづくり・人の暮らしに興味があります。「徒歩」を文化にしたい。…

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東京大学 理科一類 まちづくり・人の暮らしに興味があります。「徒歩」を文化にしたい。建築家として人と人を繋げるハードウェアを作るべく勉強中。 趣味は登山/フルート/狩猟

最近の記事

まちづくり妄想

私が思う自由なまち 〈基本理念〉  第一に考えるべきは市民の幸せ。それを大きく左右するのが人と人の繋がりだと思う。人同士の関係が疎遠にならない、誰でも居場所が自然とたくさんできるまちを作りたい。そして、ひとりひとりが文化の発信点となり、交流によってシナジーが生まれ、文化が花開く。 〈長い説明文のようやく〉  生活の中心になる広い生活用歩道を中心としたまちをつくる。その生活道路のわきにめちゃくちゃ自由な広場をつくる。そうするとなんやかんやあって文化が生まれる。 〈長い説明文〉

    • 将来やりたいこと(社会貢献)

      この記事は、適宜修正を加えていきます。 抽象的なやりたいことを書くページです。 やりたいこと大テーマ 市民の幸福を最終目的としたまちづくり やりたいこと中テーマ 地方から、まちづくりで、日本人の「暮らし」を変える。 やりたいこと小テーマ5 ・人と人をつなげる都市を設計する。 ・真の地方文化をつくる。 ・「徒歩」を文化にする。 ・寛容な都市をつくる。 ・地方に仕事をつくる。 大テーマについて  まず、世の中のあらゆることは、「幸福」を目的とすべきことは自明としていいと思

      • 旅と観光(後編)

        後編では、主に観光はどうあるべきかについて述べる。 見所主義は現代にしか存在しないのか  見所は江戸時代にもあった。しかし見所主義と言えるほどのものはなかったのではないか。例えばお伊勢参りは、伊勢という見所を目指しているようで、その実態は情報収集だった。江戸時代の交通手段は徒歩だったので、道中で色々な人と出会うことができたのだ。伊勢に参る者は、帰ったときに見聞きしたものを共有する役割を担った。 山にならう  山は山頂の大展望という見所はあるが、大展望のない山も登るのは楽し

        • 旅と観光(前編)

           突然だが、旅行というものは意味のあるものだろうか。私はつまらないと思う。皆さんもあるのではないだろうか?「ガイドブックに載っていたから来てみたけれどこんな大仏を見ることになんの意味があるのか」と思ったことが。私たちがこのような意味のない旅行をしてしまうそのわけは、私が「見所主義(みどころしゅぎ)」と呼んでいる歪んだ観光のあり方にある。本稿前編では、現代の観光を批判する。後編では解決策をいくつか述べようと思う。 「見所主義」とは何か 先に定義を述べておきたい。見所主義とは、

        まちづくり妄想

          幸せ・生きる意味とは何か。そして、人生で何を成し遂げるべきか。

           歴史を学ぶと、違う価値観に出会ったことが誰しもあるだろう。または別世界から来たような人に会って衝撃を受けることもあるだろう。例えば、切腹する武士のことを知ったとき。戦争で玉砕する兵士のことを知ったとき。なんでそんなことしたんだろう?その理由(そこに存在する前提・価値観)を理解したとき、私たちは自分が持っていた価値観が崩れ去るのを感じる。それは知的好奇心をくすぐる大きな喜びであるとともに、私たちに迷いを生じさせる。本稿では、そのような迷いから発展する、「幸せ・生きる意味とは何

          幸せ・生きる意味とは何か。そして、人生で何を成し遂げるべきか。