起業週報(9/3~)
週単位で書くのがいいのに早速サボってしまった。
今週(正しくは先週)も人と会う、話すの繰り返し。人や企業やVCやいろんな人とのコミュニケーションでしかラーニングがないので、正しいは正しい。
今やらなきゃいけないのは 1. 根本であるプロダクトを考える、具体的な仮説を作り検証していくということ(まだ大枠すぎる)、2.そもそも会社としてやっていくためのインフラを考えたり計画を考えるということ(資金調達や融資、事業計画はたまた名刺を作る、など)。1.は、進んではいるが、もっとわかりやすいシンプルな形に削り落とさないと次に進めない!あと、初めて業務委託でお願いしたエンジニアの出社とかあって嬉しかったです。
創業融資
知り合いの縁で会計士事務所に創業融資の仕組みについて教えてもらうことに。大まかには「資本性ローン」と「中小企業経営力強化資金」があり、前者は「5年1ヵ月以上15年以内」に「期限一括返済(利息は毎月払)」。利息は直近決算の売上高減価償却前経常利益率に応じて変動。元本返済がないのを良いと考えるか、返済実績がつかないと考えるか、また利益が長らく出ない業態なら利息は低くて良いが、そこも業態や時間軸によっては考えようかもしれない。後者は、基本、元本込みで数年単位で返済していく、かつ利息も低いよう。一方で、「中小企業等経営強化法に定める認定経営革新等支援機関による指導及び助言を受けている方」という要件があるため、支援機関を探す・依頼する必要。銀行や事務所によっては、特に費用を求めないケースもありますが、2~5%等成功報酬が発生するケースが多そうです。
その他いくつか知ったポイント
■金額感:無担保無保証で、2000万円をまず要件として求めるケースが多い。
■審査:資本性ローンは、事業としての革新性もポイントであるがゆえに、担当する公庫の方の知見や、公庫としての判断軸に左右されることがあるらしい。VRはテーマとしていけて、ブロックチェーンが結構厳しかったりとか(あくまで一ヒアリング)。また、会社としてのVCとかからの調達見込みとか、個人の資産規模も一定のポイントとしては存在するよう。
■認定機関、事務所にサポートをお願いする意味
事業計画を一緒に作ってくれる、とか、担当者に事前にヒアリングしたり口利き(すでに顔見知りの担当者に持っていく)とかはメリットとしてありそう。一方、自分でも一応事業計画なりなんなりは見よう見まねでも作れるし、銀行経由で相談してしまうことも不可能ではないのかも?
■一回ダメだったらどうするか?
一回ダメなら厳しいという話も聞きますが、実際一回ダメでも半年後一年後に実績作って通した事例はありました。知り合いの会社で。短期的には確かにしんどいですが、そういう要件を変えればやっていけるようです。
■事業計画とかその他必要なもの
必要なのは、事業の概要と、想定している1年間の大きなキャッシュフロー(収入と支出)、あと数年単位でのPL予測。それらを踏まえて面接が控えているのでその都度資料を用意したりするということだと想像(まだやっていないので笑)
銀行口座開設
これも知り合いづて、縁あって、銀行の法人営業担当者を紹介してもらい口座を開設してもらう。
VCとのコミュニケーション
明確なプロダクトがまだない(開発中)、あってもトラクションがないとすると、チームと挑戦する市場や課題を前面に押し出し議論していく他ない。現時点でもありがたく期待してくれる人もいれば、とはいえ厳しい、現実的なフィードバックをくれる人もいる(もちろん両立する)。
世の中に課題があっても、それにお金を払うユーザー/クライアントがいたとしても、それが10なのか100で留まるのか、1000なのかで話は全く変わってくる。結局大きくなるものにしか、VCとしては張れない。特にシリーズAB以後を見てるVCはそうだろう。むしろ、そういうVCとも頭出しのために議論をしておくのは良いなと思った。
今週面白かった記事
読書合宿(1人)面白そう・・・
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