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司法書士過去問向上委員会2024「第16話 同じ構図をイメージしよう!」

今回は、
「第16話 同じ構図をイメージしよう!」
と題して以下の過去問を取り扱います。

【本日のゲスト向上過去問】

民法 令和3年第15問肢エ
所有する動産に譲渡担保権を設定した債務者は、被担保債権の弁済と引換えに譲渡担保権の目的物を返還することを請求することができる。

民法 令和5年第14問肢オ
質権設定者が被担保債権の弁済前に質権者に対して訴訟を提起して目的物の返還を請求し、質権者が質権の抗弁を主張した場合には、裁判所は、当該請求を棄却するとの判決をするのではなく、被担保債権の弁済と引換えに目的物を引き渡せとの引換給付判決をしなければならない。

民法 平成17年第12問肢ウ
AがBに対して甲建物を賃貸している場合において、Bは、賃貸借契約締結の際に、Aに対して敷金を交付していたが、賃貸借の終了後の敷金返還時期に関する特別の約定はなかった。この場合において、Bは、敷金返還請求権に基づき甲建物を留置することはできない。


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