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タイプ別プラクティカルコース活用法

こんにちは、教材制作スタッフのAです。
今回は私も校正を手掛けているプラクティカルコースのご紹介をしたいと思います。

■□■プラクティカルコースの内容

昨年度まで短期講座であった択一登記法集中演習講座を全科目にまで拡張した『択一集中演習講座』をメインに、記述式対策用の『コンプリート記述過去問演習講座』、そして伊藤塾鉄板の『択一実戦力養成答練』、『記述式答案構成力養成答練』をセットした、まるっと演習メインのコースです。
演習メインではありますが、過去問集のように問題を解いてアウトプットができる、というだけではありません。その問題の周辺・関連知識も網羅できるよう、インプットも可能なオリジナルテキストを使用しています。
そして、コースの柱となっている『択一集中演習講座』テキストに掲載している問題は、講座を担当する高橋講師がすべて厳選しています。

実際のテキストがこちらです。

問題演習をメインに据えた通年コースは、伊藤塾としては初めてのリリースです。8月から講義を開始しておりますが、おかげさまでご好評いただいております。

とはいえ、当然のことながら現在好評だから良かった、というわけではありません。見据えるのは来年の7月!合格のために制作しているテキストですから、スタッフ全員の願いはこのテキストを活用して、受講生の皆さまに合格していただくことです。

余談ですが、この記事を書いている私スタッフAも受験生時代にプラクティカルコースの前身講座である『択一登記法集中演習講座』を受講してテキストに載っている問題を何回も繰り返し解いて、その年に合格しました。当時はスタッフ業務はしておらず一介の受験生でしたので、まさか合格後に自分がこの講座に関わることになるとは思ってもいませんでした。

皆さまも是非テキストがぼろぼろになるくらいまで使い込んでいただいて、合格を掴み取っていただければ幸いです。

■□■プラクティカルコースをオススメする方

・問題演習中心の勉強をしたい方

試験対策として、手持ちのテキストを読み込めとアドバイスされることも多いと思います。これは資格試験の勉強法として鉄板ですし、実際ひとつ決めたテキストをひたすら読み込んだ、という合格者は多いです。ただ、テキスト読み込みよりも問題演習を中心に勉強をしている合格者もいます。
ちなみに私は問題演習派です。手を動かしてとにかく問題を解いて解いて解きまくっていました。
もちろん問題で躓くことがあればテキストに戻って確認していたので、テキストを全く読まないということではないです。ただ、テキストを読み続ける、という勉強は苦手で(読んでいる途中で寝落ちしてしまうので…)あまりしていませんでした。
私と同じようなタイプの方は、プラクティカルコースのテキストを使って問題演習をガンガンこなしていく勉強法をオススメします。このコースのテキストにはまとめ表や図も掲載していますので、演習をしつつ、周辺知識の整理もすることができます。こちらのコースは問題演習「中心」ですが、問題演習「のみ」ではありません。ただアウトプットするだけではなく、インプットとしても活用できるということもオススメポイントです。

・手持ちのテキストの内容は理解しているけれど、問題になると何故だか解けない……とお悩みの方

このようなお悩みの方は多いと思います。原因がはっきりしているならまだしも、テキストの内容を理解しているだけに「何故問題が解けないのだろう」と悩んでいる状態だと、解決策も見えずひどく苦しいものです。
いろいろな要因はあるかと思いますが、この悩みを抱えている方は、単純に問題演習が足りない、という方も多いようです。
司法書士試験のような難易度の高い資格試験になると、試験は受験生を合格させるものではなく、ふるい落とすための内容で出題されます。そのためふわっとしたあやふやな知識では太刀打ちできませんし、これなんだっけ?と迷っていると試験時間が無くなっていきます。
テキストの内容理解=インプットは、頭のタンスの引き出しの中に知識をどんどん詰め込んでいく作業です。テキストの内容は理解できているのに……という方は、ここまでは出来ているのです。ただ、問題に当てはめようとすると、引き出しにきちんとしまったと思ったけど実は外にはみ出ていたり、引き出しの中が整理されていなくて「アレが欲しいのにないないないっ」とあちこち引き出しを引っ張ることになったり、自信を持って引き出しから取り出したものが実は隣の知識だったり、という現象が起こります。
この状態を解消するために問題演習でアウトプットを繰り返し、自分の引き出しの中を順次整理して、正確な知識をスッとスムーズに取り出せるようにしましょう。 

■□■プラクティカル【practical】の意味

コース名称のプラクティカルは、「実際に役立つ」、「実用的」、「実践的」という意味の英単語です。
しかし、このコース名のプラクティカル、どうやら練習や稽古を意味するプラクティス【practice】と間違えられていることが多いようです。試験対策講座としては「練習」でも意味が通じるだけになおさらですよね(実は私も当初はプラクティスと勘違いしていました)。
プラクティカルコースはただの練習だけでなく、それ以上の、実際の本試験に役立つような実践!まで目指すコースとなっております。最初は出来なかったことも、本試験までに出来るように、知識もモチベーションも上げていきましょう。そのために、是非コースに組み込まれている各テキストを隅々までご活用ください。


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