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司法書士試験 筆記試験合格発表をうけて~講師からのメッセージ~


山村拓也講師からのメッセージ

2023年度司法書士試験 筆記試験に合格された皆さん、合格おめでとうございます。
今日のこの日を迎えるまでには一人ひとり、本当に様々な苦労があったことと思います。今日は、そのような日々を思いながら、心ゆくまで合格の喜びにひたってください。
そして、ここまで皆さんを支えてくれた周りの方々に是非感謝の気持ちを伝えて下さい。
いよいよ来年の4月1日には令和3年に成立した「民法等の一部を改正する法律」の目玉である「相続登記の義務化」も施行され、さらに相続問題への社会の関心が高まるものと思います。今後これら相続を含めた民事手続に関するプロフェッショナルとしての司法書士の役割がますます重要になることは間違いありません。目まぐるしく変化する時代の中で社会のニーズに応えられるよう、引き続きしっかりと学習をし、司法書士の使命である「国民の権利を擁護する法律実務家」として活躍されることを切に願っています。
ここからが新たなスタートです。皆さんのさらなる飛躍をお祈りしています。

残念ながら悔し涙をのんだ皆さん。
本試験後の自己分析又は択一式の基準点発表の結果を受け、捲土重来を果たすべくすでに再スタートを切っている方も多いことでしょう。そのような皆さんは、引き続き自分の学習計画にしたがって日々目の前の課題に集中し、学習を継続してください。
「継続は力なり」です。
そして、もし学習計画等に不安が生じたら、是非「カウンセリング」を利用して相談してください。
私たち講師、クラスマネージャーが一丸となって皆さんの来年の合格をバックアップ致します。
他方、択一式の基準点は突破したけれども、記述式の基準点又は総合得点が足りずに悔し涙をのんだ方の中には、今はこの現実を受け入れることができないという方もいらっしゃると思います。試験をやめてしまおうとお考えの方もいるかもしれません。
しかし、今日、念願叶って合格を手にした皆さんの中にも、昨年は今の皆さんと同じように悔しさでいっぱいだった方がいたことは紛れもない事実です。
人には乗り越えられない試練は与えられません。その試練の先には司法書士試験合格だけではなく、一回りも二回りも人間的に成長した自分に出会えるはずです。そして、その経験は合格後の司法書士人生にとって必ず大きな財産になります。
来年の合格を目指す皆さん、是非、来年の合格発表日を最高の日にしましょう。
合格祝賀会で皆さんの笑顔にお会いできる日を心より楽しみにしています。
これからも引き続き応援しています。

蛭町浩講師からのメッセージ

合格された皆さん。おめでとうございます。
合格という結果は、皆さんの「自信」を「確信」に変化させ、大きな勇気を与えるものとなるはずです。
これからは、皆さんが「何かをやる」と心に決め、「全力を尽くす」限り、不可能なものなど、ないことになります。
何事にも臆せず、積極果敢にチャレンジして下さい。
さて、合格した皆さんが最初に「結果」を問われるのは、実務のパスポートである「簡裁代理等関係業務」のための法務大臣の「認定考査」です。
考査は「試験」なので適切に「試験対策」をしなければ簡単に不合格となります。
司法書士は,法律事務の専門家として国民の権利を擁護することが使命であり,その実現手段としての「認定考査」の重要度は,ますます高まっています。
我々は、認定考査の対策本である「認定司法書士への道」(弘文堂)だけでなく,認定考査の「対策講座」を用意し、「あらゆる学習レベル」において、皆さんの認定考査対策を「サポート」していく所存です。
使命を負った司法書士として認定まで気を抜くことなく学習を続けて頂きたいと思います。

惜しくも合格を逃した皆さん。この悔しさを忘れてはなりません。
試験は「戦い」であり、勝利は「もぎとる」ものです。
「勝とうとする強い意思」がなければ勝機が訪れることはありません。
また、「勝つための行動」をとらない限り現状を変えることはできません。
試験は、人間が作成し運用するゲームに過ぎず、必ず技術的に「攻略」できるものなのです。
不合格という結果は、皆さんの能力不足なのではなく、単なる「技術不足」を意味するに過ぎません。
冷静に客観的に、自分に不足している知識やスキルの「技術」を点検し、徹底した弱点補強を図るべきです。
「目には目を、歯には歯を、技術には技術を」を合い言葉に、本気になって受験勉強に打ち込んで頂きたいと思います。

小山晃司講師からのメッセージ

【合格発表にあって】
今日の結果がどのようなものであろうとも,皆さんの人生はこれからも等しく続いていきます。今後,皆さんが歩む人生に想いを馳せるとき,私はただただ『君に幸あれ!』と願わずにはいられないのです。だから,今年も司法書士試験に挑戦されたすべての方へ大きな声で言います。

“君に幸あれ!”

【見事栄冠を勝ち取られた方へ】
合格,おめでとうございます!
合格するまでの過程においては,予想だにしなかったマイナス要因~例えば,苦しみ,悲しみ,あるいは諦観がごときもの~があったことと思います。それらを乗り越え(又は克服し)ての栄冠獲得!本当におめでとうございます!
この勢いのまま,認定考査もゲットし,これから始まる新しい世界で大活躍されることを,
心より願っております。

“合格祝賀会でお逢いしましょう!”

【来年の絶対合格を決意された方へ】
ある程度,今日の結果を予想されていた方もいらっしゃるでしょう。それでも突きつけられる現実はダメージが大きいものです。また,「なんで今年ダメだったのか…。」「なんであいつが受かって自分が…。」と,今日の結果を受け入れられない方もいらっしゃると思います。私にも経験がありますが,その答えは合格したときに分かります。今はそんな風に思えないかもしれませんが,合格したときに必ず分かります。
思うに,傷つけば傷つくほど人は大きくなれます。悔しさは己をさらに成長させてくれます。合格するのが2023年ではなく2024年である理由を知るためにも,この悔しさ(≒怒りにも似た感情)をパワーに変えて,来年こそは栄冠を勝ち取って頂きたいと思います。

“負けるな塾生!どんなときも俺たちがついているぜ!”

宇津木卓磨講師からのメッセージ

合格された方へ

合格,本当におめでとうございます。
合格に至るまでは、決して楽な道のりではなく、心身ともに大変だった時期もあったと思います。
それを乗り越え、努力が実を結び、非常に感慨深いのではないでしょうか。
合格という結果は皆さんの今後の人生において,非常に大きな自信となったと思います。
しかし,合格はゴールであると同時にスタートでもあります。合格後は様々な人や仕事の出会いが皆さんを待っています。大きな壁にぶつかることもあるかもしれません。
そんなときは、受験生時代の苦労を思い出せば乗り越えることができると思います。
常に周りの方への感謝と謙虚な気持ちを忘れずに,プロフェッショナルとしてご活躍にされることを切に願います。
受験生のとき、皆さんは挑戦者でした。これからもずっと挑戦者でいてください。
皆さんの今後の活躍を楽しみにしております。

合格を来年に持ち越した方へ

心の中では覚悟をしていた方でも,やはり結果を目の当たりにすると悔しいものです。
「自分はこの試験に本当に合格できるのだろうか」と思うこともあるかもしれません。
もし,勉強すれば絶対に合格ができるのであれば,誰もが勉強を継続するでしょう。しかし,現実はそうではありません。
結果が見えないものに立ち向かっていくことは,本当に勇気のいることです。
合格に向けて自分ができる最大限の努力をし,勉強を欠かさずにする「勇気」「継続力」。この2つを是非,身に付けてください。
合格発表を受けて、様々な感情があると思います。時間はこの感情でさえ風化させてしまいます。忘れないように,今の気持ちを手帳やノートに書きとめておきましょう。
過去を振り返らず,未来に捉われず,今この瞬間にできることを淡々とこなしていきましょう。
今後とも全力でサポートさせていただきます。一緒に頑張りましょう。

関信敏講師からのメッセージ

筆記試験に合格された皆さん、本当におめでとうございます。
合格された皆さんが、それに値するだけの努力をしてきたことは間違いありませんから、自信をもって前に進んでください。
今後のご活躍を楽しみにしております。一緒にこの業界を盛り上げていきましょう!

逆に、本年度合格を果たせなかった皆さんが、合格に値する努力をしていなかったかというと、そうではありません。
合格に値する努力をしても、結果に結びつかないことはあります。
今、めちゃくちゃ悔しいと思っている人は、合格に値する努力をした証拠です。
それができた自分にむしろ自信を持つべきです。
まだそこまでの悔しさを感じていない人は、もっと努力をする余地があるということです。
この機会にしっかりと気を引き締めましょう。
試験は来年もあります。そして、いつ合格しても、その価値に変わりはありません。

北谷馨講師からのメッセージ

合格された皆さん、おめでとうございます。これまでの努力が報われて、本当に良かったですね。
おそらく、何度もあきらめそうになったり、くじけそうになったりしたこともあったかと思います。それを乗り越えて、見事、合格を勝ち取ることができました。
この試験勉強を通じて、法律知識が身についただけではなく、人間的も大きく成長できたのではないかと思います。
これからはプロとして、更に知識・スキルを身につけて立派な司法書士になっていただきたいと思います。
これからのご活躍を期待しています。頑張ってください!

惜しくも合格に届かなった皆さん、本当に悔しいかと思います。
しかし、今回の結果だけで人生が決まるわけではありません。「うまく行かなかった」という結果を得たのは、「挑戦」をした人だけです。その意味では、今回の結果も誇りに値するものだと私は思います。
そして、司法書士試験は1年に1回リベンジのチャンスがやってきます。あきらめない限り、「不合格」ではなく「未合格」です。次こそ「合格」という結果を得られるよう、頑張りましょう!私達も応援しています。

髙橋智宏講師からのメッセージ

【今年の司法書士試験筆記試験に合格された方へ】
私は、司法書士試験の合格には、「到達点」「通過点」といった2つの意味があると考えています。
後者の「通過点」に関しては、これから口述試験、認定考査、実務と勉強は続いていきますから、まさに今はその「通過点」であり、これから、更なる高みに向けて勉強に励んでいただきたいと思います。
ですが、司法書士試験は「通過点」のみならず、前者の「到達点」の意味があることを忘れないでほしいと思います。
司法書士の世界に入れば、司法書士という資格を持っているのは、ある意味当たり前のように思えるかもしれません。しかし、これまでの何百、何千時間に及ぶ勉強が実を結んで司法書士試験という難関試験を突破したわけですから、いつまでも、この「到達点」に辿り着いたことを忘れないでください。
そして、いつの日か、自信をなくして落ち込むような時があれば、この「到達点」を思い出してみてください。きっと、今日という日が自分を勇気付けてくれると思います。
本当に、合格おめでとうございます。
合格報告会・合格祝賀会であなたにお会いし、共に合格を喜べる時を楽しみにしています。

【合格を来年に持ち越した方へ】
「あんなに頑張ったのに…」「自分には合格は無理じゃないか…」
そんな気持ちでいっぱいの方もいらっしゃると思います。
 しかし、この試験は特別な才能がないと合格できない試験では決してありません。
 掛かる年数に違いはあれど、様々なバックグラウンドの方が合格を果たしています。あとは諦めるか諦めないかです。
 合格者は口をそろえて「講師を信じてひたすら勉強した。」「教材をひたすら繰り返した。」と言います。すなわち、合格者に共通して言えるのは、「当たり前のことを徹底している」ということ、さらに言えば「当たり前のことを当たり前じゃないくらい徹底している」ということです。
 目の前の講義と教材に合格への答えがあるのですから、あとはやるだけです。
来年の合格発表の瞬間、合格して笑顔でいられるように、一緒に頑張っていきましょう。精一杯のサポートをさせていただきます。

坂本龍治講師からのメッセージ

筆記試験に合格された皆様。
おめでとうございます!
ここからは新しい勉強のはじまりです!まずは口述試験。準備期間は短いです。「ほとんど受かる試験だし」と簡単に考えずに、抜かりなく対策しましょう。そして認定考査。民法や民事訴訟法を、より深く、より実践的に学びます。さんざん勉強してきた民法ですら、まだまだ奥が深いことを知り、わくわくするはずです。そして勉強は、永遠に続きます。目の前の依頼者のために。理想の自分であるために!

合格を来年に持ち越された方へ。
これまで重ねてきた努力は、人生そのもの。「1点」のためにどれ程の努力が必要か、私たちは知っています。少しずつ。少しずつしか前に進まない。それを続ける事は、誰にでも出来ることではありません。でもこれは、合格するために皆が通る道です。苦しいけれど、超えて行く必要があります。大丈夫。少しずつ少しずつ。それを積み重ねていけば、必ず乗り越えていけます。最後まで応援しています。

福満賢一講師からのメッセージ

筆記試験に合格された皆さんへ
本当におめでとうございます。
自分の番号を見つけた時の気持ちは、言葉に表せないくらいの感動を覚えたのではないでしょうか。おそらく一生思い出に残る感激の瞬間として、心に刻まれることでしょう。今までの苦労が報われましたね。ご家族やご友人の喜んでくれる顔が浮かんだという方も多かったことでしょう。
本当に本当におめでとうございます。
これから先、司法書士を取り巻く環境は、恐ろしいほどのスピードで変わる可能性があります。そして、皆さんが、困難な壁にあたったときでも、今日までの皆さんが培ってきた精神力を発揮すれば、必ず対応し、乗り越えられると信じています。次は口述試験です。明日から、口述試験に向け、気を引き締めて勉強しましょうね。基本事項であっても、即答するのは、なかなか難しいものです。口述試験本番を想定し、問題に対して、実際に口に出して答える訓練をされることをお勧めします。
皆さんが立派に社会に貢献する司法書士となって活躍されることを祈っています。これからも頑張ってください。

今回、残念ながら合格に届かなかった皆さんへ
大変悔しい思いをされていると思います。
ただ、その悔しさが大きければ大きいほど来年の合格は近いものであることは間違いありません。なぜなら、今のその悔しさが大きなバネとなって、来年の合格に向かう大きな活力になるからです。皆さんには、司法書士を志した初心、熱いお気持ちを思い出して頂き、勇気を振り絞って、立ち上がって頂きたいと思います。
今日まで、気持ちの整理がつかず、勉強が手につかなかったという方も、自分自身と向き合い、改善すべき点、また、伸ばしていくべき点などを早期に把握し、自分にあった学習計画を立て、来年合格に向けた第1歩を踏み出してください。皆さんの経験は、全て、将来必ず糧になります。来年こそ見事栄冠を勝ち取り、悔し涙ではなく歓喜の涙を流してくださいね。
伊藤塾は、いつまでも皆さんを応援しています。


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