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筆記試験合格発表を受けて 伊藤塾講師からのメッセージ

山村拓也講師からのメッセージ

2022年度司法書士試験 筆記試験に合格された皆さん
合格おめでとうございます。
今日のこの日を迎えるまでには一人ひとり、本当にいろいろな苦労があったことと思います。様々な困難を乗り越え、最後まで粘り抜き勝ち取った合格は本当に価値のあるものです。
昨今、超高齢社会の進展や所有者不明土地問題に代表されるように、国家レベルで相続問題に関心が集まっています。ご存じのように、来年の4月には「民法等の一部を改正する法律」及び「相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律」が一部を除き施行され、改正の目玉である「相続登記の義務化」も令和6年4月1日に施行されます。これら相続関係を含めた民事手続に関するプロフェッショナルとしての司法書士の役割が今後ますます重要になることは間違いありません。目まぐるしく変化する時代の中で社会のニーズに応えられるよう、引き続きしっかりと学習をし、司法書士の使命である「国民の権利を擁護する法律実務家」として活躍されることを切に願っています。
ここからが新たなスタートです。皆さんのさらなる飛躍をお祈りしています。

残念ながら悔し涙をのんだ皆さん。
本試験後の自己分析又は択一式の基準点発表の結果を受け、捲土重来を果たすべくすでに再スタートを切っている方も多いことでしょう。そのような皆さんは、引き続き自分の学習計画にしたがって日々目の前の課題に集中し、学習を継続してください。
「継続は力なり」です。
他方、択一式の基準点は突破したけれども、記述式の基準点又は総合得点が足りずに悔し涙をのんだ方の中には、今はこの現実を受け入れることができないという方もいらっしゃると思います。試験をやめてしまおうとお考えの方もいるかもしれません。
しかし、今日、念願叶って合格を手にした皆さんの中にも、昨年は今の皆さんと同じように悔しさでいっぱいだった方がいたことは紛れもない事実です。
人には乗り越えられない試練は与えられません。その試練の先には司法書士試験合格だけではなく、一回りも二回りも人間的に成長した自分に出会えるはずです。そして、その経験は合格後の司法書士人生にとって必ず大きな財産になります。
前述した通り、今後大きく変化する社会の中で、ますます司法書士の役割が重要になります。社会が皆さんの力を必要としているのです。
そのためにも、今しっかりと実力を蓄え、その力を発揮する日に備えましょう。
次は皆さんの番です。
これからもずっと応援しています。

蛭町浩講師からのメッセージ

合格された皆さん。おめでとうございます。
合格という結果は、皆さんの「自信」を「確信」に変化させ、大きな勇気を与えるものとなるはずです。
これからは、皆さんが「何かをやる」と心に決め、「全力を尽くす」限り、不可能なものなど、ないことになります。
何事にも臆せず、積極果敢にチャレンジして下さい。
さて、合格した皆さんが最初に「結果」を問われるのは、実務のパスポートである「簡裁代理等関係業務」のための法務大臣の「認定考査」です。
考査は「試験」なので適切に「試験対策」をしなければ簡単に不合格となります。
司法書士は,法律事務の専門家として国民の権利を擁護することが使命であり,その実現手段としての「認定考査」の重要度は,ますます高まっています。
我々は、認定考査の対策本である「認定司法書士への道」(弘文堂)だけでなく,認定考査の「対策講座」を用意し、「あらゆる学習レベル」において、皆さんの認定考査対策を「サポート」していく所存です。
使命を負った司法書士として認定まで気を抜くことなく学習を続けて頂きたいと思います。

惜しくも合格を逃した皆さん。この悔しさを忘れてはなりません。
試験は「戦い」であり、勝利は「もぎとる」ものです。
「勝とうとする強い意思」がなければ勝機が訪れることはありません。
また、「勝つための行動」をとらない限り現状を変えることはできません。
試験は、人間が作成し運用するゲームに過ぎず、必ず技術的に「攻略」できるものなのです。
不合格という結果は、皆さんの能力不足なのではなく、単なる「技術不足」を意味するに過ぎません。
冷静に客観的に、自分に不足している知識やスキルの「技術」を点検し、徹底した弱点補強を図るべきです。
「目には目を、歯には歯を、技術には技術を」を合い言葉に、本気になって受験勉強に打ち込んで頂きたいと思います。

小山晃司講師からのメッセージ

【合格発表にあって ~小山の想い~】
今日の結果がどのようなものであろうとも、皆さんの人生はこれからも等しく続いていきます。この冗談なのか本気なのか平等なのか不平等なのかよく分からない現実社会の中で、今後、皆さんが歩む人生に想いを馳せるとき、私はただただ『君に幸あれ!』と願わずにはいられないのです。だから、今年も司法書士試験に挑戦されたすべての方へ大きな声で言います。
“君に幸あれ!”

【見事栄冠を勝ち取られた方へ】
合格、本当におめでとうございます!!
この負の歴史の真っただ中での勝利。。。その裏には,想像もできないほどの苦しみや悲しみがあったと思います。思うに、皆さんの合格は歴史的偉業です。
この歴史的偉業の勢いのまま、認定考査もゲットし、これから始まる新しい世界で大活躍されることを心より願っております。
“合格祝賀会でお逢いしましょう!”

【来年の絶対合格を決意された方へ】
ある程度、今日の結果を予想されていた方もいらっしゃるでしょう。それでも突きつけられる現実はダメージが大きいものです。また、「なんで今年ダメだったのか…。」「なんであいつが受かって自分が…。」と、今日の結果を受け入れられない方もいらっしゃると思います。私にも経験がありますが、その答えは合格したときに分かります。今はそんな風に思えないかもしれませんが、合格したときに必ず分かります。
けだし、傷つけば傷つくほど人は大きくなれます。悔しさは己をさらに成長させてくれます。合格するのが2022年ではなく2023年な理由を知るためにも、この悔しさ(≒怒りにも似た感情)をパワーに変えて、来年こそは栄冠を勝ち取って頂きたいと思います。
“負けるな塾生!どんなときも俺たちがついているぜ!”

司法書士受験生応援団団長 
小山晃司

福満賢一講師からのメッセージ

見事合格された皆さんへ
おめでとうございます。長期間のあなたの努力がついに実を結びました。堂々と胸を張ってください。苦しかった受験時代の様々な思い出が頭をよぎり、万感胸に迫るものがあるでしょう。この成功体験を糧として、今後大いに飛躍してください。
さあ、次は口述試験です。明日から、口述試験に向け、気を引き締めて勉強しましょうね。基本事項であっても、即答するのは、なかなか難しいものです。口述試験本番を想定し、問題に対して、実際に口に出して答える訓練をされることをお勧めします。皆さんが最終合格を果たされ、司法書士としてご活躍されることをお祈りいたします。

残念な結果となってしまった皆さんへ
大変悔しく、苦しく、辛いことでしょう。真剣に取り組んだ人ほどその思いは強いのです。しかし、ご自分を責めることはやめましょう。皆さんは、試験合格辛く厳しい現実をつきつけられました。自分には合格は無理ではないか?と途方に暮れている方もおられるでしょう。受験自体を断念することさえお考えになっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
皆さん、今年の本試験を一度ゆっくり検討してみてください。全ての肢について、ご自分のテキストと照らし合わせて、対処できない問題だったかどうか検証されてみてはいかがでしょう。落ち着いて解いてみると、正解可能な問題が多いとわかるはずです。是非そんな皆様には、司法書士を志した初心、熱いお気持ちを思い出して頂き、勇気を振り絞って、立ち上がって頂きたいと思います。
今のその悔しさ苦しさ辛さをバネに、「来年絶対合格」を目指してください。皆さんの経験は、全て、将来必ず糧になります。来年こそ見事栄冠を勝ち取り、悔し涙ではなく歓喜の涙を流してくださいね。
伊藤塾はいつまでも皆さんを応援しています。

北谷馨講師からのメッセージ

合格された皆さん
おめでとうございます。これまでの努力が報われて、本当に良かったですね。
今後は、「受験生」としての重圧から解放された代わりに、「司法書士」としての社会的責任を負うことになります。
受験生時代は、あらかじめ決められた「正解」を選ぶ勉強をしてきました。しかしこれからは、何が正しいのか分からない問題に対して、自ら考え、決断をしていく必要が出てきます。
そのためには,これからも勉強はもちろんのこと、しっかりとした「志」を持ち続けることが何より大切になってきます。
これからのご活躍を期待しています。頑張ってください!

惜しくも合格に届かなった皆さん
本当に悔しいかと思います。
しかし、今回の結果だけで人生が決まるわけではありません。
「挑戦」とは成功が約束されていないことに挑むことです。「うまく行かなかった」という結果を得たのは、「挑戦」をした人だけです。その意味では、今回の結果も誇りに値するものだと私は思います。
そして、司法書士試験は1年に1回リベンジのチャンスがやってくる、何度でも挑戦できる試験です。あきらめない限り、「不合格」ではなく「未合格」です。次こそ「合格」という結果を得られるよう、頑張りましょう!私達も応援しています。

関信敏講師からのメッセージ

筆記試験に合格された皆さん
本当におめでとうございます。
合格された皆さんが、それに値するだけの努力をしてきたことは間違いありませんから、自信をもって前に進んでください。
今後のご活躍を楽しみにしております。一緒にこの業界を盛り上げていきましょう!

本年度合格を果たせなかった皆さん
合格に値する努力をしていなかったかというと、そうではありません。
合格に値する努力をしても、結果に結びつかないことはあります。
今、めちゃくちゃ悔しいと思っている人は、合格に値する努力をした証拠です。
それができた自分にむしろ自信を持つべきです。
まだそこまでの悔しさを感じていない人は、もっと努力をする余地があるということです。
この機会にしっかりと気を引き締めましょう。
試験は来年もあります。そして、いつ合格しても、その価値に変わりはありません。

宇津木卓磨講師からのメッセージ

合格された方へ
合格,本当におめでとうございます。合格に至るまでは、決して楽な道のりではなく、心身ともに大変だった時期もあったと思います。
それを乗り越え、努力が実を結び、非常に感慨深いのではないでしょうか。
合格という結果は皆さんの今後の人生において,非常に大きな自信となったと思います。
しかし,合格はゴールであると同時にスタートでもあります。合格後も様々な人や仕事の出会いが皆さんを待っています。
常に周りの方への感謝と謙虚な気持ちを忘れずに,プロフェッショナルとしてご活躍にされることを切に願います。
受験生のとき、皆さんは挑戦者でした。これからもずっと挑戦者でいてください。皆さんの今後の活躍を楽しみにしております。

合格を来年に持ち越した方へ
心の中では覚悟をしていた方でも,やはり結果を目の当たりにすると悔しいものです。
「自分はこの試験に本当に合格できるのだろうか」と思うこともあるかもしれません。
もし,勉強すれば絶対に合格ができるのであれば,誰もが勉強を継続するでしょう。しかし,現実はそうではありません。
結果が見えないものに立ち向かっていくことは,本当に勇気のいることです。
合格に向けて自分ができる最大限の努力をし,勉強を欠かさずにする「勇気」「継続力」。この2つを是非,身に付けてください。
合格発表を受けて、様々な感情があると思います。時間はこの感情でさえ風化させてしまいます。忘れないように,今の気持ちを手帳やノートに書きとめておきましょう。
過去を振り返らず,未来に捉われず,今のこの瞬間にできることを淡々とこなしていきましょう。
今後とも全力でサポートさせていただきます。

坂本龍治講師からのメッセージ

筆記試験に合格された方へ
おめでとうございます!「ほっとした」というのが、一番ではないでしょうか。私自身も、安堵の気持ちが溢れ出たのを覚えています。
さて、ここからは新しい勉強のはじまりです!
まずは口述試験。「知識を自分の言葉で説明する」ための訓練をする必要があります。準備期間は短いです。「ほとんど受かる試験だし」と簡単に考えずに、抜かりなく対策しましょう。
そして認定考査。民法や民事訴訟法を、より深く、より実践的に学びます。さんざん勉強してきた民法ですら、まだまだ奥が深いことを知り、わくわくするはずです。
そして勉強は、永遠に続きます。目の前の依頼者のために。カッコいい自分であるために。伊藤塾出身者らしい、スマートな司法書士として活躍されることを願っております!

来年に合格を持ち越された方へ
想いが強かった人、必死の努力を実践されてきた方ほど、受け入れがたい現実かと思います。
でも、立ち止まって前へ進めない。そんな状態であるとしたら、いつまでもそれを続けないで欲しいなと思います。季節は移り変わり、秋も気づけは過ぎ去ってしまいます。来年の合格を目指すなら、気持ちの整理をつけて前に進む必要があります。気持ちの整理をつけて、と言っても、湧き上がる感情のすべてを消化する必要はないと思います。ふっ切れて先へ進む。とにかく!来年こそは合格するんだ!と、気持ち新たに頑張って欲しいなと思います。冷静に。そして淡々と。来年こそは行きましょう。合格の先へ!

髙橋智宏講師からのメッセージ

【今年の司法書士試験筆記試験に合格された方へ】
私は、司法書士試験の合格には、「到達点」「通過点」といった2つの意味があると考えています。
後者の「通過点」に関しては、これから口述試験、認定考査、実務と勉強は続いていきますから、まさに今はその「通過点」であり、これから、更なる高みに向けて勉強に励んでいただきたいと思います。
ですが、司法書士試験は「通過点」のみならず、前者の「到達点」の意味があることを忘れないでほしいと思います。
司法書士の世界に入れば、司法書士という資格を持っているのは、ある意味当たり前のように思えるかもしれません。しかし、これまでの何百、何千時間に及ぶ勉強が実を結んで司法書士試験という難関試験を突破したわけですから、いつまでも、この「到達点」に辿り着いたことを忘れないでください。
そして、いつの日か、自信をなくして落ち込むような時があれば、この「到達点」を思い出してみてください。きっと、今日という日が自分を勇気付けてくれると思います。
本当に、合格おめでとうございます。
合格報告会・合格祝賀会であなたにお会いし、共に合格を喜べる時を楽しみにしています。

【合格を来年に持ち越した方へ】
「もっと頑張っていれば…」「もっと勉強していれば…」
そんな後悔の気持ちでいっぱいの方もいらっしゃると思います。
しかし、今までの自分の頑張り自体を否定する必要はありません。むしろ、「努力不足」の一言で片付けてしまうことは最も避けるべきです。
例えば、本試験まで択一式の1問分点数が足りなかったとして、その分の勉強時間を上乗せすれば合格できる、というほどこの試験は一筋縄ではいきません。
自分の頑張りは認めてあげたうえで、改めて今年の本試験を振り返り、「何が足りなかったのか、今後どのように勉強をしていくのか」、すなわち、「どう頑張るのか」ということに向き合うことが大事です。
来年の合格発表の瞬間、合格して笑顔でいられるように、一緒に頑張っていきましょう。精一杯のサポートをさせていただきます。


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