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司法書士過去問向上委員会2024「第14話 どの範囲で判決することができるのか、見極められるようにしよう!」
今回は、
「第14話 どの範囲で判決することができるのか、見極められるようにしよう!」
と題して以下の過去問を取り扱います。
【本日のゲスト向上過去問】
民事訴訟法 平成22年第4問肢ウ
原告が被告に対して200万円の売買代金の残代金債務が100万円を超えては存在しない旨の確認を求める訴訟において、裁判所は、売買代金債務が150万円を超えては存在しない旨を確認する判決をすることはできない。
民事訴訟法 平成11年第4問肢4
AがBに対して100万円の支払を求める損害賠償請求訴訟を提起したところ、Bは、Aの損害は20万円であると主張して争った。ところが、裁判所は証拠調べの結果、Aの損害は60万円であったと認定して、Bに60万円の支払を命ずる判決を言い渡した。裁判所の措置は処分権主義に反する。
民事訴訟法 令和4年第5問肢オ
第一審裁判所が、100万円の貸金返還請求について、60万円の限度で一部認容する判決をした場合には、原告が請求棄却部分のうち20万円の部分についてのみ控訴したときであっても、控訴審裁判所は、原判決を取り消して100万円全額について請求を認容することができる。
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