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Keep going. Your day will come.

昨日のふんばった話から一変、少しまじめくさい投稿。 
 
 
今年1月、若干22歳にしてアメリカ大統領就任式で詩を朗読するという偉業を成し遂げたアマンダ・ゴーマン。おととい Twitter を眺めていたら、彼女のツイートが流れてきた。
 

NEW YORK TIMES ベストセラーランキングで2週連続首位を獲得したらしい。
喜びの言葉とともに、詩の朗読を始めたばかりの頃の写真(左下)と雑誌『VOGUE』の表紙を飾る現在の写真(右下)が載せられていた。  
 
このツイートを見て初めて知ったのだけど、彼女は speech impediment、発話障害があったらしい。ワシントン・ポスト紙によると、それはほんの数年前まで続いていて、彼女の場合 "R" の発音が難しかったらしく、ミュージカルの曲を歌うなどして克服したとのことだ。 
 
そんな彼女のツイートの最後の部分。 

All I can say is to any young writer, keep writing. Keep going. Your day will come.  
—— 私から若き作家のみなさんに言えることはたったひとつ。「書き続けて」。継続して。そうすればきっといいことがある。

  
説得力はんぱねえ!って思って。こんなことを書くと、え、あなたは物書きになりたいの? と思われそうなのだけどそうではなくて、もはや young の部類でもないのだけど、継続することって大事だよねという話。  
 
彼女のように脚光を浴びている人たちや所謂「成功者」と呼ばれる人たちを目にすると、もともと才能があった、運が良かった、そういう家系に生まれた等、あたかも彼らがそういう運命にあったと思う傾向がある。私だけでなくたぶん多くの人がそうだと思う。
 
もちろんそういう要素もあるかもしれないのだけど(というかアマンダ・ゴーマンは本当に天賦の才があるとしか思えない)、だけど違うよね、っていう。光が差していないときも、執念深く、愚直に、がむしゃらに続けてきたからこその今。むしろそういう人こそ、光を浴びている今でさえ誰よりも泥臭いことをやっていたりする。
 
継続することの大切さ。当たり前なことだけど、つい忘れてしまっていたことを思い出させてくれたツイートだった。
そんなかんじです。 
            

就任式での朗読映像(日本語訳付き)

日本語訳全文

原文


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