寝室の天井にカメラを設置して子どもの寝相を撮影したやつを30倍速くらいの動画にまとめればそこそこのエンターテインメントになると思う
です。
たぶんそれを肴にワイン3杯くらいはいけると思う。
今振り返ると、一時期ものすんごかった、娘の寝相が。
といってもほんの数ヶ月前だろうか。
布団の端っこから端っこまで、どどどどうやったらそんなところにいくんですか先生!?みたいな位置にいる日が続いていた。
寝相が悪いのはよく眠れている証拠、という情報をネットで見て「そうなのか」と妙に納得したのを覚えているが、現在はあの頃に比べて寝ている間に動く範囲が幾分狭まったように思う。
しかし気づいたら私の顔に腕をバチコーンとしてくるのはもちろん、足を乗っけてきたり、ひいてはお腹にかかと落としをしてきたりする割にその隣りで寝ている夫には一切被害がないというのはなんとも不思議でならない。というか納得いかない。
なぜ私だけ?
ところで昨晩、私が寝室に入ると、娘は今までにない姿で爆睡していた。眠りながら自ら首元のスナップボタンを外したのかなんなのか、その通常よりも広くなった首元から、なぜか右腕だけが飛び出ていたのだ。
うまく説明できない。
「遠山の金さん」のようになっていた、と言えば伝わるだろうか。
寝相を通り越してパジャマまで脱ぎだしたのだ、彼女は。どうやってこの状態になったのか不思議でならない。
一度、娘の寝相を録画した動画を観てみたい。爆笑不可避の最高傑作が撮れる気がする。
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