アラサー独身彼氏なし、リアルな物語を。

いつからか、ピンク色のチークが似合わないと感じるようになりました。
いつからか、誰かとどこかへ行きたいという気持ちより一人であそこに行ってみたいという思いが増えました。
いつからか、周りの目がほんの少し気にならないようになりました。

変わることが悪いことではないけれど、むしろ嬉しいこともあるけれど。いつからかがどんどん増えて。その”いつ”がいつなのか見えないものなのだと思いました。強くなっていく。強く見せないといけなくなっていく。いつからか、そう思うようになりました。もっと強くなりたいとも、どこかで思っているのです。

家で一人で過ごす時間はとても幸せなのに。一歩外に出ると小さくなってしまう私の心を、必死に隠して歩かないといけない。寂しいやつだと、強がってると思われることにはまだ慣れない。私は寂しくないのに、寂しいやつだと貼られてしまったらそれはもう一人では剥がせない。誰かが隣にいないとどうにもできないらしい。

家族も友達も大切だけど用がなければ連絡はない方がいい。突然の連絡にいい話はほとんどないのだから。スマホが鳴るたびにメルマガであることに安心してしまう。私はもう誰からの連絡も待っていないんだと気付かされる。

私は今日もいろんな気持ちと闘うかもしれない。でも負ける気がしない。だって私は・・・。今日も、お気に入りのオレンジのチークを塗って行ってきます。



アラサー独身彼氏なしの私だから書ける小説を書こうと向き合っています。なかなかnoteの更新ができていませんが、また少しずつ載せられたらと思っています。
アラサー独身彼氏なしのみなさん。共感はもちろん、あの時この時の負の感情を浄化させられるような、スカッとジャパンばりの文章を私が綴ります。むしろ私の中にある気持ちを浄化させてください。待っていてください。

あおい いと


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