CBOM(事業責任者MTG)in札幌:異業種交流
こんにちは。
初めての登場となります、株式会社sonrakuの今廣(いまひろ)です。
普段は本社のある士別市から遠く離れた厚真町にて、sonraku厚真支社の社員として働いています。
※補足:(株)sonrakuは、「木質バイオマス」や「林業・木材産業」をベースに自治体のコンサルティングをしているほか、厚真町で木質バイオマス発電にもチャレンジしている会社です。関連記事はこちら
さて、自己紹介はほどほどにして、本日は2023年10月某日に開催した
イトイグループホールディングスのCBOM(事業責任者MTG)レポートをお届けさせていただきます!
CBOMとは何ぞや?
CBOMとはConglomerate Business Officer Meetingの略。
土木、住宅、介護、飲食、再生エネルギー、自動車整備など、コングロマリット(Conglomerate)=異なる分野で多角的なビジネスを展開しているイトイグループホールディングス。関連記事はこちら。
全く異なる分野で共に働いているからこそ、連携による効率化や新しい発想が生まれ、大きなシナジー効果が期待できます。一方で、異なる分野ゆえに、お互いがどんな仕事をしているか理解し合うこと、そして、会社として共に目指す未来を共有することが重要になってきます。
そこでイトイグループホールディングスでは、普段は異なる分野で働いている各グループ会社のリーダー(業務責任者)が集まり、お互いの業務や現在の経営状況、そして今後の目標設定を共有するためのミーティング=CBOMを、四半期に1度の頻度で開催しています。
三五工務店さんが手がけたヴィラ「山郷」にて。
CBOMは本社で開催したり、時には遠出して合宿形式だったりと様々な形で開催していますが、今回のCBOMの会場はこちら!
小樽市の自然豊かな春香山地域にたたずむ、ヴィラ「山郷」。
北海道産の木材にこだわり、高クオリティな建築を提供することで話題の札幌の工務店・三五工務店さんが手がけたこだわりのヴィラです。
今回のCBOMはこちらに1泊して合宿形式で開催しました!
テーマは「稼ぐチカラ」。
素敵な建物にテンションが上がったところで、CBOMがスタートです。
1日目の本日は、代表・菅原の話から。
前回のCBOMからの振り返りや、今後の経営目標、会社経営におけるマインドなどを共有します。
今回のCBOMで考えるテーマは「稼ぐチカラ」。
会社を植物にたとえると、人や地域に喜んでもらえる商品・サービスや、目に見える会社の実績が「花」であるとすれば、その花を美しく咲かせるための根っこの部分が、他社に負けない”強み”、時流を読んで機会を掴む”瞬発力”、成果が出るまで続ける”継続力”などなど……「稼ぐチカラ」です。
イトイグループホールディングスに属する企業が、それぞれの専門分野においてもつ「稼ぐチカラ」を改めて考え、その稼ぐチカラをどうグループに還元し、シナジーを起こしていけるのか。今回の合宿を通して考えていきました。
経営者から学ぶ、仕事への向き合い方。
各リーダーからの報告や質疑応答で思いっきり集中したあとは、今回のCBOMの目玉、三五工務店の代表取締役・田中裕基さんからの講演です。
「暮らしづくりを通して幸せを創り出す」という理念や、田中代表の経営者としてのあり方に強いシンパシーを感じた当社代表・菅原の熱烈なオファーで、この講演が実現しました。
工務店として質の高い住宅を提供するのはもちろん、商業施設などの大型建築、さらにはコンサルティングや飲食業、フリーペーパーの発行まで、多角的な展開を見せる三五工務店。
時流を読んでスピーディーにクオリティの高い商品・サービスを提供し、それぞれの取組みから大きなシナジーを生み出しているの田中代表のお話は、今回のCBOMのテーマにぴったり。
1やったことを2にも3にも広げていく
利益(損益)を上げるのではなく役立ち度を上げる
身近な人を笑顔にする、などなど……
具体的で心に刺さる田中代表のお話に、
「このタイミングでこの話が聞けてよかった!」
「ものすごく刺激を受けた!もっと頑張りたいと心から思った!」
と、参加したリーダーたちも興奮気味に感想を語り合っていました。
美味しい食事とサウナ。交流を深めながら夜は更ける…
とっても濃い1日目のCBOMが終了した後は、田中代表たち三五工務店の皆さんを囲んで食事会。
美味しいお食事とお酒をいただきつつ、まじめな仕事の話からくだけた笑い話まで、喋り尽くして盛り上がりました!
一部のメンバーはサウナにも入り、夜の春香山の空気を満喫。
同じグループとはいえ、普段は異なる業種、会社で働いているリーダーたちの交流も深まる夜となりました。
今後の目標、宣言します。
楽しい夜が明けて2日目。
最後は、今回のCBOMで学んだことを踏まえた振り返りと今後の企業目標について、各リーダーからの発表です。
各分野における企業の「稼ぐチカラ」を活かした今後の事業展開と目標、それらをどうグループに還元するかを発表していきました。
以上で、盛りだくさんのCBOM@山郷が幕を閉じました。
これからの振り返りと今後の目標を明確化し共有し合ったことで、これから取るべき行動も具体的になりました。ゲストの講演からも大きな刺激を受け、リーダーたちのやる気も一層高まったようです。
終わりに、イトイグループホールディングスに属する各会社の紹介も兼ねて、リーダーたちに今後の目標について語ってもらったのでご紹介します!
■菅原大和
イトイ産業住宅事業部<GreenCraft>、株式会社 北秋
GreenCraftはイトイ産業の中でも住宅部門を担当している部署です。強みはオーダーメイドでお客様のオンリーワン製品をつくる技術。住宅先進国であるアメリカの様式を取り入れた家を作れるのはうちだけ!イトイ産業は公共工事メインの会社ですが、GreenCraftの受注住宅事業の売上が占める割合をもっと大きくしていきたいです。
株式会社 北秋は、グループホームや配食サービスを展開している会社です。
認知症に特化していることと、介護業界における良い仲間が揃っているのが当社の強みで、仕事での団結力には自信があります!
そんなすばらしい社員たちの頑張りがもっと報われるように、職場環境や給与面をもっと充実させられるよう努力していきたいです。
■井筒
株式会社sonraku、株式会社あんぐらエナジー
株式会社sonrakuは厚真町での木質バイオマス発電のほか自治体を中心にコンサルティングを行っていて、実業とコンサルの二刀流が強みです。実業で得た経験を他地域の知見として生かし、他地域で得た様々な情報を整理して、実業のアップデートや新挑戦につなげていきます。
意気込みとしては、バイオマスCHP事業の稼働率を確実にアップさせるとともに、来春オープンのコンビニ事業を必ず成功させる!厚真町での存在価値を高めながら、しっかりとsomething newを持つ事業成立をし、他地域にも貢献していきたいです。
株式会社あんぐらエナジーは、木質チップの生産を中心に地域の再生エネルギー部門を担います。地域の公共工事から毎年必ず発生する公共工事等からの木材を廃棄物処理業として受け入れており、地域インフラに欠かせない存在だと自負しています。また、これをチップ化し、バイオマス熱利用や発電事業に生かすことは、木材資源の需要が高まっている今、強みと考えています。意気込みとしては、今後は木材製品であるCLTの土木利用を積極展開することで、さらなる企業スケールの成長につなげていきたいです!
■林
古木建設興業 株式会社、丸宮藤田建設 株式会社
古木建設興業と丸宮藤田建設は、公共土木事業がメインの会社で、イトイグループの札幌営業所でもあります。今後も、「みんなでやる」チーム作りを通してこつこつと実績を重ね、「イトイグループだから頼める」という信頼関係を築き、工事の受注をもっと増やしていきたいです。
■鈴木
士別カードック 株式会社
士別カードックは自動車にかかるサービスは何でもできてしまう会社です。整備、修理、中古車販売、板金塗装も自社で可能と、カーライフに関することはなんでもお任せ!よりお客さまに信頼していただけるきめ細やかなサービスをどんどん提供していきます!
■花山
社会福祉法人 朝日福祉会
社会福祉法人 朝日福祉会は、士別市の朝日地域で40年以上、地域に根ざして老人ホームとデイサービスの運営をしてきました。住み慣れた地域で朝日の人たちが生活し続けるために必要な、大切な場所です。
より一層利用者が安心できる施設、職員が活き活きと働ける施設として、本当の意味での朝日の総合的な介護施設を目指していきます!
イトイグループの各企業情報はこちらもご参考に。
これからもイトイグループは各分野での多角的な活躍と、そこから生まれるシナジーを強化して成長していきます。
以上、CBOMレポートでした!
※この記事は2023/11/14当時の文章です