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【あおもり紀行】第29話。今年の桜は・・・

青森県の合併前の67市町村の桜を撮る個人的BigProject
「弘前城の桜もいいけど、おらほの桜もい~よ~」

今年は、記録的な早咲き+悪天候+黄砂で、スケジュールの調整、満開で晴れているのに空が霞む、強風と雨で花が散る、などなど泣きたくなりましたね。

ちょうど満開に合わせた悪天候と黄砂。写真は一期一会だから、その時その時の様子を撮ればいいとは思うものの、やっぱり青空の写真は撮りたいし、撮った写真を見ても気持ちがいい。

悪天候が続くと工夫をせざるを得ない。青空だったらストレートに撮ればそれなりの写真は撮れるので、多少の工夫はするものの、まあ撮れる。

しかし、桜が満開で雨が3日続くとなると、雨でも、散る前に撮らなけれならない。となると作品として仕上げるためには、頭を使っていかに表現をするか、ということを考える。

暗めで、花びらが散って・・・。今年の桜を1枚で表すならこんなイメージ。

例えば弘前城の桜はプロの写真家、写真愛好家、一般の旅行者などなど非常に大勢に人に撮られている。どうやって撮っても、どこかで見たことがあるような写真にしかならない。もはや撮りようがないくらい撮りつくされてしまったのではないだろうかと思える。

花筏を撮るオジサマ方。どった写真ば撮っているのか気になってしまう。

そういう意味では悪天候というのは、否が応でも頭を使うことになるので、誰も撮らないような写真、作品をを作ろうとするためにはよかったのかもしれない。

たんげこいばってな(非常に疲れるけれども、という意味)。

弘前城の定番、花筏。

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