いとバイ通信2

いとバイ通信
№2  2020.4.29(水)

「いとバイ通信」名前の由来

私は1976~77年の1年半位の間NGO駐在員としてバングラデシュの飢餓の状態にあるポイラ村というところで活動しました。村の子供たちは当時24歳位の私を「いとバイ(伊東兄ちゃん)」と呼んでいました。自分の人生を折れ線グラフで書くワークショップの時私はわずか1年ちょっとの間しかいなかったポイラ村が頂点となる折れ線グラフを書いたのでした。バイとはベンガル語の兄弟という意味で子供たちは親しみを込めて呼ぶときはバイを付けていました。45年の昔のことなのですがこの通信の名前にすることにしました。

「いとバイ通信」を始める理由

私の最愛の母は1年前に96歳の人生をとじました。令和の年号が変わってすぐでした。4つの年号を生き抜いた母を見送ってこれからの自分の人生を考えました。その時私の中に浮かんだのがバングラデシュのストリートチルドレン達でした。過酷な子供時代を過ごしたストリートチルドレンに何かできることはないだろうかという考えが自然に湧き上がって来ました。私は湧き上がってきたことは母からの贈り物のように思えました。そこでバングラデシュの私の大親友であるアラムさんに電話で相談したところ共感してくれました。

それで思い切って夫婦とも仕事を辞めて2019年10月と11月の2か月間バングラデシュへ行くことにしました。この旅はストリートチルドレンに何かできることがあるのかを調査する旅となりました。この内容はこれから少しずつこの通信で語っていけたらと考えています。

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