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21歳は紆余曲折

1年前の今日、私はなにをしていたっけ?

――Queen+Adam Lambert の名古屋公演に足を運んでいた。

携帯での撮影OKという初めての海外アーティストの公演に戸惑いながらも、とても楽しい時間を過ごしたのだった……

朝から映像を見返しては、21歳誕生日当日のことを思い出していた。


この1年、私が言うまでもなく、世界は大きく変化した。

冒頭で書いたライブの公演を機に、ほとんどイベントごとには足を運ばなくなった。


では私自身はどうだったんだろう。どんな21歳を過ごしてきたんだろう。

自分のやってみたい仕事を見つけられて、タイミングよくとても大切な人たちに出会えて

自分の弱さや特性から二回挫折したけど、再び強い意思を持った時に、その大切な人たちのところへ引き上げてもらうことができて

21歳の最後の最後でまた夢に向かって挑戦することになった。

まさに紆余曲折の一年だったように思う。


そんな中で感じたのが、私たちはいつも過去の延長線上にいて、今の延長線上に未来がある。ということだった。


それって当たり前のことだけど、紆余曲折を経て、今掲げている夢に確実に向かっていけてるって思うとそれはすごい進歩だと思う。

うまくバシッと決まるようなキャッチフレーズで語れる21歳ではなかったけれど、今日の私は確実に、1年前の私より進歩している。


朝起きてワクワクしながら、その時々のいまを目一杯楽しんで「明日はあんなことがある。楽しみだなあ」ってワクワクしながら眠りにつく。

そんな毎日を送りたいという夢にも、22歳をかけてもっと近づけるかもしれないなあ……と思うと、これからの22歳を生きていくことがとても楽しみになった。



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