「緑の歌 - 収集群風 」
近所に、本好きが始めたと思われる個人経営のブックカフェがある。日曜日の午後、気が向くと、たまに出かける。料理もおいしい。台湾の漫画家、高 妍さんの「緑の歌 - 収集群風 」があった。前から気になっていた本だ。
繊細な文化系女子の心情を描いた作品で、はっぴいえんどや細野晴臣さん、村上春樹さんなどが、全面的に出てくる。台湾における日本文化の影響、ということを考えるよりも、「風をあつめて」一曲に、私は、これほど真剣に向き合ったことがあるだろうか、ということを考えてしまう。
彼女の真摯さに胸を打たれる。
ちなみに、この作者は、村上春樹さんの「猫を棄てる」の表紙の絵を描いている。
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