眞鍋かをり「ココだけの話」
書棚に入りきらない本を横置きにしている。それがどんどん積み重なって、あらゆる部屋に侵入している。それが嫌ではない。妻くんは嫌がっているけれど。
本は文学だけではない。雑食なので、漫画や音楽や映画、エッセイ本もある。
たまに整理していると、すっかり忘れていた本が出てくることがある。
眞鍋かをり「ココだけの話」
今は、昔。発行年は2005年。真鍋かをりさんがブログの女王と呼ばれていた時代だ。そんな時代があったことじたい、知らない人も多いかもしれないけれど。
真鍋さんは、当時、タレントでグラビア・アイドル。
店が近付くにつれて
イケメン! イケメン!
とイケメンコールが始まり、テンションも上がる中、
ようやく到着
「あの~、今日店長さんは?」
「あっ。店長は今ランチにまわってるんで、昼のシフトなんですよ~」
当時、ベストセラーになった本である。グラビアアイドルがセンスのある文章を書けることが驚きだったのかもしれない。ただ、この本にいま、どんな価値があるかといわれると、正直わからないのだけれど、2005年前後の女子の感性が刻まれているのは、たしかだと思う。
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