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95歳の母と68歳の娘、50年ぶりの同居生活をスタートします!

本当にひさしぶりにブログを書いています。

4月、5月と全くブログを書けませんでした。

書く気持ちになれなかった。

気持ちの整理がつかずもやもやしていた。

という状態だったのです。


何故か?

今年、3月に95歳になった母のこれからをどうするか?

もやもや、悶々と悩み、答えが出せずにいたからです。


95歳!と聞くと介護が必要と思われるでしょうが

まったく介護の必要なく、

鹿児島の実家で一人暮らしをしています。



3食、自分で食事を作って食べ、

洗濯、掃除をして、

分別してゴミを捨て

庭の草むしり、家庭菜園で野菜を育て

週2回は、ゲートボールに参加し

週1回は、健康体操の会に参加し

月1回は、手芸の会でもの作りを楽しむ。


そうそう、毎週、土曜日は、

新聞の脳トレクイズに挑戦し

頭をフル回転させ。


ぼけるどころか

「私、忙しいのよ」と元気に暮らしています。



かかりつけの病院の先生にも

「100歳まで、大丈夫!」と太鼓判を押され、

買い物に行けば

「ええ!95歳!70代かと思った!」

とお店の人に驚かれる。


あまりに元気なので実年齢を忘れてしまい

今日までほおってきたのです。


けれど、元気とは言えやはり95歳。

このままずっと同じようにいられる

保証はないだということに気づかされました。

(当然ですが・・)



今までも

95歳を目途に、逗子に引っ越して一緒に住まない?

と声もかけて来ました。

逗子で老人ホームを探しもしました。



けれど、どこも悪くない人を

老人ホームにいれる訳にもいきません。

住み慣れた場所を離れて、

大きく環境が変わることで

体調を崩し、精神的にもしんどくなるのも

目に見えています。



逗子の家は戸建てとはいえ、

庭はないし家庭菜園もない。

知り合いもいない。


そんな環境では部屋にこもるしかない。

それで、本当に母は幸せなのか?



95歳になるまで、

父が亡くなってから25年以上

ひとりでちゃんと暮らしてきた

母の最後の数年間を思うと

逗子で一緒に暮らすのがベストとは

思えないと感じていたのです。



そう思って結論を出せずにいたところ

母のかかりつけの先生が

「95歳はひとつの区切り。

95歳を境に体調を崩す人が多いから

気をつけて」


と言われた話を聞きました。


たしかに、元気だけれど

思えば、今までとは、

少し様子が異なってきたと感じることも

あったのです。



耳が遠くなり、話が通じにくい。

食が細くなり、量を食べなくなった。

同じ事を何度も聞き返す。

ひとりで暮らす不安を口にする。



95歳なら当然なのに、

あまりに元気だったので、

老いの症状から目をそらしていたのかもしれない

そう感じたのでした。



100歳まで生きるとして

後、5年。

その5年を母の思い通りに暮らさせてあげても

いいんじゃない?



5年後の私は73歳。

自分がその後をどう生きるのか?

その時に考えても遅くない。


一応、75歳まで現役で仕事をしようと

考えているけれど、

ねばならない。とギチギチに考えなくても

いいんじゃないか・・。



もっと緩やかに

「なるようになる。

先のことはその時に考えればいい」



そんな風に思えるようになったのです。



母の人生も大事にして

私自身の人生も大事にする。



そんな95歳の母と68歳の娘の50年ぶりの同居生活を

スタートしようと決めました!

7月末に引っ越して、同居スタートします。



きっとぶつかり、ケンカもするだろうけど

そのケンカすらも楽しんで暮らそうと

今からワクワク楽しみです!



50年ぶりの同居生活をブログで

書いていくので

楽しみにしてください!

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