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クアラルンプール空港で入国拒否:アンワル首相は徹底的な調査を行うよう指示 CNA 2023年7月4日

クアラルンプール:
マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は月曜日(7月3日)、クアラルンプール国際空港(KLIA)の入国管理官による汚職疑惑の申し立てを受けて、「古い制度と慣行」に慣れている公務員に対して措置を講じる必要があると述べた。 

中国人女性は渡航書類は揃っていたにもかかわらず、入国管理官によって入国を拒否されたと主張した。彼女はまた、入国を許可されたければ数千リンギの支払いを求められたとも主張した。

アンワル首相:「私は入国管理局全体の誠実さを擁護するためにKLIAに行きましたが、依然として古いやり方に満足していると感じている一部の少数のグループに対しては行動を起こさなければならないと考えています。

「このようなことが起きており、私たちのキャリア、公務員部門、さらには国全体のイメージに影響を与えているため、私たちは直ちに断固として行動すべきだ」と述べた。

アンワル氏は、KLIA訪問中、到着エリアにある税関検査装置7台のうち1台だけが稼働していたと指摘した。残りは昨年から壊れているとのことでした。

※ 入国審査で「手数料」を求められるとか,別室行きを匂わされてお金を支払ったとか,最近聞かなくなった汚職です。税関のX線検査装置が1台しか稼働していないとは。そういえば検査された覚えがない。。

腐敗認識指数 国別ランキング

アジアで最高スコア(汚職が少ない国)がシンガポール,100位台にタイとインドネシアというのは納得できますが,40位まで上昇していたはずのマレーシアが61位に低下中なのは気が付きませんでした。


https://www.transparency.org/en/cpi/2022


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