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イトバナシの生産を担ってくれているインドチームへの思い ​ロックダウンを受けて

1.Nikitaからのメッセージ
2.インドの現状
3.インドチームへの思い
4.インドの職人のために今、できることを

Nikitaからのメッセージ

インド政府は、
人口の巨大さから非常事態と認識しており、
COVID-19の影響を真剣に受け止め、
私たちに家に留まるよう要請しました。
現在、その影響が最も大きいのは
ムンバイ、デリー、そしてコルカタという大都市です。
生活必需品、例えば医療サービスや
調理用ガスは利用できますが、
それ以外のほとんど全てが
シャットダウンされている状況で、
出来るだけ早く元通りになることを願いながら
日々を過ごしています。
共に、世界がより良く、
よりポジティブになるように祈りましょう。

2020 Spring Summerでモデルをお願いしたNikitaからのメッセージ

インドの現状

3/25から4/14までの予定であったインドのロックダウンが、5/3までに延長されました。

ロックダウンが発表されたのは、イトバナシは新作の発表を控え、インドからの出荷のやりとりで、連絡を取り合っていた時期でした。
彼らからは、3/25以前から、外に出られない状態が始まっていることを聞いましたので、実質的な外出制限は1ヶ月を超えています。
日本の現状でもストレスの蓄積が大きくなっているのですから、インドは尚更のことでしょう。

私たちも、インド刺繍をきっかけに、多くの友人がいるインドの状況に心を寄せる毎日です。

インドチームへの思い

itobanashiの2020年春夏の新作は、代表の伊達が渡印を繰り返しながら現地での試作を重ね、満足のいくものが完成しました。

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しかし、あとは日本への発送を待つのみ、という段階でインドのロックダウンが始まり、自身の新作たちは未だにインドに留まっている状況です。

今回のパートナーであるコルカタのサシャは、型紙から共作した、インドのイトバナシチームの一社。

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お互いに思い入れのある新作を日本で発売するのを楽しみにしていました。

コルカタのカンタ刺繍をする職人の多くは女性です。

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生活の一部として刺繍があり、自宅で作業することが大半の彼女たちは、パソコンを持っていないことが多く、それぞれと密に連絡を取り合うことができていません。

職人の多くは、注文がなくなると収入が途絶え、生活できなくなってしまいます。

そんな彼女たちに対して、
「予約入ってるから、追加注文させて」
「日本のお客様があなたたちの作品を待っているよ」
と伝えられれば、再び前を向くきっかけになるのではと思い立ち、まだ、届かない2020年春夏の新作の予約を始めることにしました。

インドの職人のために今、できることを

代表だてふみかと副社長の杉川の思いを動画におさめました。

今回、予約対応させていただきます新作はこちら

イチオシはアジュラク染めのリバーシブル ドレスです

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世界中の移動が制限されている今だからこそ、やるべきコミュニケーションを作りたいと思います。

イトバナシ だてふみか

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