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糸と魚と川vol,09/拠点進出記念!糸魚川に惹かれたMOVEDの世界に迫る〜「心を動かす」職人・アスリートたちのココロが動いちまったよ編〜

2023年1月26日(木)駅前広場キターレにて、記念すべき糸魚川進出記念イベントが開催されました!「「心を動かす」職人・アスリートたちの心が動いちまった部分」をテーマに渋谷社長はじめ3名のメンバーが登壇し、各々の心が動いた所を熱く熱く語るトークセッションが繰り広げられ今回も濃いイベントに。

本記事はそんなイベントの内容をまとめたものになります。ぜひ糸魚川に魅了されたメンバーの表情、コトバを感じていただければと思います。

「糸と魚と川」とは…

糸魚川の魅力を市内外の方々、特に、移住に興味のある方向けに向けて発信し、自然豊かな場所、地方という視点が出てきた際に「糸魚川」という選択肢を作ってもらう、そんな糸魚川と日本全国の循環を創造することを目的としたイベント。

【今回も山崎,渋谷がMCを務めます。】


山崎:
vol,8までは市内のおもしろい方、市外の方をゲストにお呼びして実施しておりましたが・・・今回はなんと。MOVED糸魚川進出記念イベントでございます!!!!!どうしてもMOVEDさんの特集をやりたくて、11月くらいから計画していました!笑

渋谷:
MOVEDのメンバーが揃いに揃って今日はお話をさせていただければと思っておりますが、1月より糸魚川に拠点を出しまして・・・昨日もみんなで拠点に泊まって、、だったんですけど、最強寒波が来るという。。笑
ある意味糸魚川を堪能できたわけですけれども笑

糸魚川の拠点を中心に糸魚川での活動を前に進めていきたいなと思っているんですけれども、今回は「なぜ進出してきたのか。」「糸魚川との関わりのきっかけ」「メンバーそれぞれの想いや感じた魅力」をお話ししたいと思います!

ー講演者についてー


▼齋藤 瞳 プロフィール
福島県福島市在住。株式会社MOVED cloud university事務局/働き方トレーナー合同会社One Second 共同代表
福島県内のソフトウェア開発会社でプログラマー、SEを経験後、社内での事業計画、経営戦略立案や業務改革等を担当。その後、2008年に株式会社アイ・フォーサイトを設立し、中小企業向けのIT経営コンサルティング事業やセミナー講師業を行う。震災や結婚・出産を経て、女性の起業支援や地元のNPO法人に関わる活動をスタート。現在は、MOVEDでkintoneをはじめとしたサイボウズ製品の教育・研修に関わるプロジェクトを担当している。
夫婦で旅好きで、全国各地で親子ワーケーションを体験しながら、子育てしながらも時間や場所に囚われない働き方を目指して奮闘中。

▼旅行ワーケーション
•糸魚川との出会いのきっかけは?
糸魚川に来るのはまだ3回目なのですが、糸魚川ファンということでお話しさせていただきます。笑
夫婦揃ってリモートで活動していたこともあり、ワーケーションをするというのは割と自然な流れでして、ニュージーランドだったりニュージーランドだったり箱根だったり、大好きな旅行と掛け合わせてワーケーションを楽しんでいました。社長が糸魚川に関わるようになってから、社内連絡ツールslackでガンガン糸魚川の情報が流れてくるんですよね。笑「こんな美味しいもの食べたよ!」「海の見える場所でワーケーションしてきたよ!」とか。刷り込みじゃないですけど、「糸魚川に私もいきたい!!!」と思うのは当然ですよね?笑

•糸魚川に行く転機が!
糸魚川でたまたまキントーン構築のお仕事が出てきまして、「こ、これは!!私も糸魚川にいけるかもしれない!」と。「やります!!」と手上げして、糸魚川に関わることができました。ようやく糸魚川に足を踏み入れたのは、2022年3月 MOVEDの合宿でした!クラブハウス美山フォッサマグナミュージアムだったり、様々な観光地を巡ることができましたし、コワーキングスペースもあり最高な環境だなと思いました。何より子どもが遊べる環境があるとわかったので、8月に家族揃って参りました!
ジオパルは息子と旦那さんにすごく楽しかったみたいでドハマり。笑
2泊3日だったのでバケーションが中心になってしまったのですが、とっても満足です!

•なんであえて糸魚川?
観光地はたくさんあるので、同じところに複数回行くってなかなかないと思うんですよね。ですが、糸魚川に行く理由は地元の方と繋がりができたからなんです!糸魚川に行くのが2回目でも「おかえりなさい」と言ってもらえるというのはとっても素敵で、他の観光地にはない部分なので2回3回と行きたくなります。
旅行者として糸魚川に行き繋がりができる起点は人。ここでないと体験できない、味わえないものがあるのを私だけではなく、息子にも感じ取って欲しいなと思っています。

▼コジロウ プロフィール
1984年生まれ。三重県出身、愛知県在住。二児の父。
MOVEDにて2022年2月から動画制作とイベント配信を担当しています。バンドやBMXチームなどのMV/DVDの映像制作やイベント取材、企業VP制作などに携わってきました。また、SIerやITコンサルを経て、現在は複業でサイボウズ株式会社にも在籍しています。
愛知県弥富市にJターンで移住し、子育てやまちづくり、家庭菜園、ローカルWebメディア運営、おもちゃドクターなども強い興味を持って活動しています。「やっとみつけた、弥富」編集長と「OTONAMIE」記者をしています。

▼親子ワーケーション
•きっかけ
糸魚川の第一印象は、ワーケーションで来た際に、地形、人の温かみに触れ、糸魚川っていいところだなと思いました。定期的に糸魚川に配信業で来ていて、どんどん熱量が上がっていていたんですが、そんな中で親子ワーケーションに繋がっていきます。糸魚川へのイメージはとっても良くて、どうしても子どもを連れてきたかったんですよね笑でも、子どもを連れて行くには長期休みの時じゃないとだめかな?学校休ませてまで連れて行くものなのか?と不安がありまして。今だったら休ませても行きたい!と思っています。笑楽しいだけではなく、体験学習を通じて成長を見守ることができることが糸魚川のどハマりしているところですね!!

ティンカリングベース(夏)
キターレにて、子どもへの体験プログラムを実施していたんです。親はフルで働けて、子どもはただ遊ぶだけではなくて体験活動をしながら楽しく学ぶという内容で、これなら!と思い、夏(5日間)に長男を連れてきました!朝預けて夕方迎えにくるという素敵なプログラムです。自分もどんなことをやっているのか、結局気になってキターレでお仕事してしまいましたが笑
息子はハンダ付にどハマり!笑まだ少し早いかな?と思いましたが、全然余裕でお家に帰ってからも新たな制作物を作っていました笑糸魚川での友人もできていました!!

•ティンカリングベース(冬)
こちらもキターレにて、体験プログラムがなされていて、対象が小学生以上だったんですが、未就学児の次男を連れて行ってもOKとのことで男3人で糸魚川へ行きました!こちらのプログラムは年末年始が近かったので年賀状をiPadで作成するというもので、最近やっと字が読めるようになったかな?くらいの次男が、周りに負けじと制作している様子を見て、クリエイティブの可能性と、子どもの成長に親が蓋をしてはいけないなと強く思いました。

▼渋谷 雄大 プロフィール

1986年生まれ。東京都江東区出身。株式会社 MOVED 代表取締役。
2011年よりICTコミュニケーションズ株式会社 コンテンツビジネス事業部長として、IT研修講師・コンテンツ開発を経験。2015年よりサイボウズ株式会社のエバンジェリストとして、クラウドサービス「kintone」の普及活動を中心に、年間150回以上の講演・セミナーを担当。2018年9月に株式会社MOVEDを創業。自身のリアルな経験を活かした伝わるプレゼンの指導を強みとしている。過去、鍼灸師・スポーツトレーナーとして活動した経歴も持つ。
著書「伝わるプレゼンの法則100」(大和書房)Voicyチャンネル「自分らしい働き方に近づくラジオ」

▼MOVED×糸魚川の歩み
•2019〜を振り返ってみて
3年前の2019年に初めて糸魚川と接点を持ちました。もともと、糸魚川市内にある企業さんの課題解決を創造プラットフォームで作るために、キントーンの紹介をしてほしいという依頼をされて、キントーンの紹介を市役所でさせてもらいました。そこからですね。その後の夜の懇親会をしてもらいました。
その中で課題など色々お話をしている際に、「糸魚川って何もないよね。」みたいなお話をされていて、ある意味私は外から目線で糸魚川の魅力はたくさんあるのに、ネガティブな印象を市民のかたがたくさんお話しされていて勿体無いなと。笑

そんな様子を見ていた山崎さんには、「渋谷さん、副市長になりませんか?笑」、「今度、喧嘩祭りで担ぎませんか?」と言われました。私のことを不思議な目線で話す人ということで気に入っていただけたんですよね。私もとっても興味が湧いたので、また再度糸魚川に訪れて面白みを実感しました。

・何もない、知られていない=チャンス
東京、都会の人間からすると、糸魚川は第2第3の故郷のような存在になれるんじゃないですか?と思うんです。私自身、1回だけではなく、魅力を感じ複数回訪れていますし。糸魚川は何もない、こんなに素敵なところがあるのに知られていないということは、むしろチャンスで伸び代ですよね。とお話しさせていただきました。

・なぜMOVEDが糸魚川に関わっているのか
ビジネスでいきなり入るのではなくて、なんか可能性があるという部分を探索していくものが新しいところでビジネスをやる際のポイントだと思っています。効率化という面ではなくて、様々なところへの種まきをする、いろんなところの可能性を広げていくことを重視していきたいんですよね。コロナ禍をはじめ変動が大きい今だからこそ、一本でビジネスをやるのは怖いと思っています。やっぱり可能性とワクワクするところに人は集まってくると思っているので、これが糸魚川と関わる大きいきっかけです。あとは人ですね。
このイベント、糸と魚と川も人をポイントとして設計しています。人がそこにいるから循環が生まれる。そういったムーブを生みたいと思っています。


▼小林 信也 プロフィール
1979年生まれ。東京都港区出身。高専卒業。
印刷会社やリクルートを経由して、2014年からアソビューにジョイン。2019年にkintone hive 東京に登壇し、同年東京代表としてkintone AWARDで登壇。MOVEDには2020年の3月にジョインし、現在はアソビューとMOVEDの複業生活。働き方トレーナーとしてお客様の課題に一緒に向き合いながら、業務改善支援、DX支援など通して顧客自身の自立に関与している。MOVDEでは、代表渋谷とともに企業の基盤づくりにも注力し、さまざまな施策に取り組んでいる。状況把握力、整理整頓力、分析力に定評があり、特に炎上案件の鎮火を得意とする。業務内容を問わない働きから、プロ雑用と呼ばれている。

▼拠点進出と事業展開について
・拠点進出
ついに進出しました!MOVED糸魚川オフィスその名も「星場荘」!
名前の由来=ここに以前お住まいだった方のお名前が「星場さん」だったこと

【星場荘 一部公開!】

・「この国が衰退している」のは本当か?
人口減少、地支部への一極集中などこれらは事実で、海外から衰退途上国とまで揶揄されるようになりました。一方で見過ごされているものが多々あるのではないですか?ということです。
まだまだ日本中に魅力が眠っていて、その魅力を知っている人がいる。そして、それを発信したいと考える人がいて、地域外にそのポテンシャルを求めている人々がいるのです。残念ながら今はこの人々が繋がっていないのが現状で、その部分を我々が動きましょう!というのが地域で事業をする理由です。

その地域に関わることによって、地域の内外の人をつなぎ合わせるような面白さ、楽しさの輪を創っていきたいと思っています。地域の人々が失ってしまっている自信を、我々みたいな「馬鹿者」がいることによって自信を取り戻してほしいんです。だって、そこにしかないもの、価値があるものがたくさんあるから。

・カケ×ゴエ
「ポテンシャルを発揮したい」「もっと地元を盛り上げたい」「おもしろい地域を探している」「他の地域ともっと何かやりたい」と悶々としている人に声をかけてまわり、中の人と地域の人を掛け合わせ、様々な課題を乗り越えていく。みんなと一緒に時代を駆けていく。そんな願いを込めた事業名。

ートークセッションー


山崎:
私と渋谷さんの出会い(2019)の話からいきますと、夜の懇親会で「副市長やりませんか」は事実です。たった20分のプレゼン講座を受けた時に、めっちゃ心を動かされたんです。システム構築ではなく、渋谷さんが話すことになぜここをにこんなに心に入ってくるんだろうと。こういう方が糸魚川に新しい風を吹かせてくれるのではないか?と思っていました。笑

渋谷:
年6回くらい?通いましたよね笑糸魚川での楽しい様子をSNSや社内連絡ツールで発信をしていて、社内的には、社長、何やってるんだよ。社長ばっかりずるい。美味しい魚ばっかり食って。と思われていたと思います。笑

山崎:
そこから糸と魚と川をやるきっかけになったのが、2021年4月に糸魚川市のメンバーと渋谷さん、押田さんと焚き火を囲んだことです。4月にキャンプをして、めちゃくちゃ寒かった笑3℃とかでしたかね?笑
その次の日の朝にご飯を炊いて持ってきてくれるメンバーがいたりとか。

渋谷:
5時6時とかですよ笑届けてくれたの笑

山崎:
そうでしたね笑もっと早かったかもしれない笑
なんかそんなおもしろい連鎖が生まれていたんです。そこからビジネスとして、渋谷さんにお仕事をお願いして糸と魚と川も始めることができた流れですね。SNSで発信されたものが個性的な皆さんの周りのファンの方々がわざわざイベントに来てくれるというのが今年度(令和4年度)の動きですかね。

渋谷:
そうですね。レギュラーの方もいらっしゃいますしね!現地のイベントも参加してくれているですしね。

山崎:
当初の目的としての中の人と外の人を繋ぐというところを達成したかなと思っているのですが、皆さんの周りの反応とかはいかがですか?

コジロウ:
最初は「糸魚川」を読めなかったんですけど、今は、住んでいる扱いされている笑僕がSNSであげたものを僕が知らないところで繋がって、友人と友人がつながって、地元の友人家族が糸魚川に来たりっていう動きはありました。

齋藤:
メンバーからの影響が多々あって、コジロウさん、小林さんが親子ワーケーションや糸魚川ライフを満喫しているのをみて、短期間ではなくて、もっと長期間で訪れたいなとそんな感覚を持っています。

山崎:
そういう意味でも糸魚川に拠点ができたというのは大きいですね笑
小林さんがどんどん「星場荘」をバージョンアップしてくれると思いますので笑

ーオンライン参加者からの質問もありましたー

ークロージングー
山崎:
糸と魚と川をはじめる際に、基本的に、人口減少という地方課題に対して、その動きを緩やかにすることをどこの自治体でも行なっているわけですけども、その中でも「移住」はありがたいけど、一番ハードルが高いよねとなった訳です。

だったら何ができるのか。

自分ごとで糸魚川に関わってもらえるのがいいよねというところを結論づけまして、このプロジェクトが動いております。拠点的な進出の形が企業さんとしてもリスクを取らない形でスタートできる、その中で拠点進出があり、もしかしたら移住もあり。。
みたいな流れが今の時代にはあっているのかなと思っております。

渋谷:
糸魚川に来たいと思ってもらえるきっかけを作れたらなと思っておりますし、ただ旅行で来るだけではない、人とのつながりを味わってほしいです。この糸と魚と川も見ていただいて、様々な面白い人と画面上でリサーチしてから現地に来てもらいたいですね。

▼今回のイベントを動画でチェックされたい方はこちらから!▼
記事ではお伝えできなかった温度感や泣く泣く記事内でカットした部分が動画には載っております。

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「糸と魚と川」に参加希望の方は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
お待ちしております。

糸魚川市産業部商工観光課企業支援室(担当:山崎)
kigyo@city.itoigawa.lg.jp

株式会社MOVED(担当:渋谷)
info@moved.co.jp