ITOSHIMA幸せ課ー新規のご挨拶

新型コロナの勢いが衰えませんね。
思えば、本格的に感染が拡大し始めたのが3月下旬頃からだったでしょうか。

はじめまして。

今回は初めての投稿なので、私について、このnoteでやりたいことなどを中心にまとめてみますね。

プロフィール欄にも少し書きましたが、私は福岡県の糸島市というところに住んでいます。この5〜6年の間に、福岡県内でも有名な観光地となった場所です。

私はここで、ある観光業のスタッフとして働いてきました。わずか、片手で足りるくらいの期間でしたけどね。

なかなか良い職場環境だったんですが。

新型コロナが報じられはじめたのは、確か1月の下旬頃だったでしょうか。その当時、保健所等から発生源と言われていた地域からの来訪者に注意喚起がされはじめていました。私もお客さんへの注意喚起の目的でその旨の文書を作成して、店舗に張り出してはどうかというLINEを幹部向けのタイムラインに流したのです。

しかし待てど暮らせど、誰からも返事はなく、そのタイムラインはなかったものとして黙殺されてしまいました。いつもはほぼすぐになんらかの反応がありますので、「あれ？」と思ったのはよく覚えています。その後も何度か似たような提案をしましたが、それらも全て同様の結果となってしまいました（いわゆる「既読スルー」ってやつですね）。

今思えば、その辺りから僅かなモヤモヤ感が心に芽生えてきたのかなと感じています。

やがて4月に入って自粛ムードが一気に高まり、観光客が激減し始める（本当に洒落にならないくらい人が消えました）頃には、日を追うごとに業績が悪化していることは明らかになってきました。私も会社からは退職を求められ、一瞬で無職となってしまったというわけなのです。

とはいえ、その法人を恨んでいるとか怒っているとか、そういうことではないのです。確かにその直後には、双方譲れることや譲れない事を巡って話し合いがあったのも事実です。

でも、それはあくまでも結果論であり、実はコロナ以前に、そもそも私がとても困っていたときに手を差し伸べてくれたのがその会社だったのです。最終的に私が去ることにはなりましたが、今でもとても感謝していることには間違いありません（きっぱり！）。

しかしそうは言っても、私にも生活がありますので今後のことはそれなりに真剣に考えなければいけません。だが、50歳代後半のオジサンを雇ってくれるような会社はまぁ、ほとんどありません。特にこのご時世。

それならば、いっそのこと自分で「ITOSHIMA幸せ課」を立ち上げてしまおう。せっかく「自由」になれたんだ。自分の楽しめる事をやってみる最後のいい機会かもしれない。神様でも仏様でも、宇宙でもインナーチャイルドでも呼び方はなんでもいい。そういう存在が、今までやりたいなとぼんやり考えていたけれど、なんだかんだと自ら理由をつけてやってこなかった事を実際にやってみるいいチャンスを与えてくれたんじゃない？それで地元のため、社会のため、世の中のために何か足跡を残すためのチャンスを与えてくれたんじゃないかって、勝手ながらそう思うことにしました(ホントに勝手だ）。

今のこのご時世、なかなか楽しくウキウキとした気分にはなり切れないかもしれないけど、いくら嘆いたところで以前の世の中に戻すことなど、もうできません。私もしばらくの間コロナ鬱になりかけていました。いえ、もうすでになっていたのかもしれません。これからは、嫌でもコロナと共存していかなければしょうがない時代になってしまったんです。

そうであるならば、いつまでも下を向いて背中を丸めていたところでどうしようもありません。
幸い、ここには糸島があります。白糸の滝や美しい田園があります。由緒正しい寺社仏閣があります。数え切れないほどの工房（クラフトショップ）があります。牡蠣小屋があります。牛舎や豚舎、鶏舎、はたまた馬の牧場だってあったりします。そして何よりきれいな海があります！

こんな素敵な糸島を放っておく手はありません。今なら糸島については、検索すればいくらでも結果は出てきます。
でも、10年以上糸島に住んでいますが、何かもっと面白い「事」や「所」があるんじゃないかって。そういう事を日本中にご紹介できるようになればいいですね。

まず最初は私一人から始めてみます。でも、いつか共感してくれる誰かが現れて、「ITOSHIMA幸せ課」を共有してくれればと思っています。

蟻は一匹ではあんなに小さな存在に過ぎませんが、たくさん集まれば大きな蟻塚を作ることもできます。ミツバチだって一匹は小さいけれど、仲間がたくさん集まれば、襲撃してくるスズメバチを熱殺してしまうほどのパワーを持っているのですから。

そうですね。こんなコロナ禍ですから、観光に出かける気分ではないと思います。
例えば、前に行ったあの場所は今どうなっているのか見てみたいとか、あのお店は今どうしているんだろうかとか、そういう小さいことでも出来る範囲で協力していきたいと思います。

とりあえず、何か糸島に関してありましたらご相談くださいね〜！

ではまたっ！