見出し画像

やる気さえあればなんでもできる時代

私の肌感であるがこのコロナ禍の中で最も影響力を増したプラットフォームはYoutubeなのではないかと思う。

小池知事が流行らせた「STAY HOME」の影響で外出自粛を楽しむというカルチャーが浸透したからだ。

この社会的なカルチャーに呼応するかのように多くのエンターテイナーやミュージシャンたちがこぞってYoutubeでプレミアム配信をしたり、各レコード会社や映画配給会社がタガを緩めてサービス的な配信を始めたことでYoutubeは多様な見所の多いコンテンツで溢れていた。

これは外出自粛要請を受けてゴールデンウィークに家にいることを余儀なくされた人たちにとって大きな恩恵になったと思う。
普段見られないようなものが配信によって無料で何度でも見れてしまうからだ。

私はというとやはり地上波を観る時間はかなり減少して昨年末に買ったばかりのテレビの大画面でYoutubeのコンテンツを観ることに終始していたように思う。このSTAYHOME週間で地上波からYoutubeに乗り換えていった方も多いのではないだろうか。


そんな外出自粛期間テレワークをしていた私は以前にも書いたが新しいことを始めようとほとんど手をつけていなかったスケボーに手を出し新しい技の練習に勤しんでいた。

4月の中旬から雨の日は除きテレワークが終了した夕方の18時ごろから日課のように外出して人の通らない空き地で一人コツコツコツコツと練習していたのだ。俗にいう「コソ練」というやつである。

4月中旬から約二週間ほとんど毎日練習に汗を流したこともあり、今ではようやくチックタックという技ができるようになってスケボーを楽しめるようになった。

未だ海は県外からの来訪者の受け入れに対して慎重なためまだ少し波乗りをするには時間がかかるだろう。その代わりに再開したスケボーは今私にとっては海に匹敵するくらいのワクワクする遊びとなっている。


しかし私は決して基礎を知っているわけではないし近所に教えてくれるような友人もいない。
ではどうやって上達することができたのかと言えばYoutubeの動画をさんざん観まくって研究を重ねたからだ。

一口にスケボーといってもストリートでトリッキーに技をかけるスケートボードからサーフスケートといってサーフィンのオフトレとしてのスケートボードもある。
そしてそれぞれに多種多様なHOW TO動画が存在している。
先生は一人ではなく何十人といるといった感じだ。

だから自分のスタイルにあった人の動画を研究していくことで理想とするスタイルに近づくことができる。
もしも昔であったなら誰かに手取り足取り教えてもらわなければマスターできなかったようなことも、今や動画と向き合うことでコツを掴めばマスターすることができる。

今回私が40代にしてスケボーにチャレンジしてある程度結果が出てきたように、好きなことや気になったことややってみたいことを思いついたならばYoutubeでHOW TO動画を見つければどんなことだって方向性を間違わずに短時間で上達できる。

やる気さえあればどんなことでもできてしまう。
本当にいい時代になったと思う。


こうやってやることやることの生産性がどんどん上がっている。

私たちはこの一生涯の中でまだまだたくさんの「初めてのワクワク」や「できたことへの達成感」を味わえるのだと思う。

もう40歳なんて言っていられない。
私にはまだまだ感動と出会える人生が残っているのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?