見出し画像

ゲーム初心者のスマブラ挑戦記③:妻、ステージに翻弄される。




どうも、妻です。



もう8月も終わるんですね。

先日、テレビをつけたら
甲子園の決勝戦が
開催されていました。


ちょろっと見たんですけど…


え?

智弁学園 vs 智弁和歌山?


ユニフォーム一緒やん。
絶対見間違えるやつやん。


と、いらぬ心配を
してしまいました。


旦那様曰く、
生地とか?字体とか?
ビミョーに違うらしいんですが


そんなん試合中に
目凝らして見てる球児おる?

私なんかスマブラ中、
クッパJr.とカービィ見間違えるよ?


とハラハラだったわけです。



高校球児の動体視力、
恐るべし。



そんな中、こちらも開催されました。
第3回、妻のスマブラ特訓会。



***



「よしっ。レベル5いっちゃう?」

「うーん。
 いっかい、レベル3する」


いけいけドンドンの旦那様と
慎重派の私。


だってね?
考えてもみたまえよ?

コントローラー握っても
左上ボタンが何だったか
思い出せないのよ?

いきなりレベル5は
無理じゃないかい?



と。思っていたのですが。



「えいや」


ズドドゴドッカーーーン!!

ぐりぐりぐりぐりドーン!

ブスッ。ひょいっ。ピョーン。



レベル3カービィ、楽勝でしたわ。
左上ボタン、使うまでもなかったわ。


「おぉ〜!さすが!
 もうレベル3には負けないね。
 上達してる!凄いじゃ〜ん!!」


いやぁ〜 そんなまだまだ〜
コントローラー持ったのも
3回目ですしぃ〜
まだ、3、回、目よ、〜
むふふふふ〜( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
レベル5カービィに挑もうなんて
おこがまし…


「レベル5、いっちゃおっかなっ」

「おっ。いいじゃん(ニヤリ)」




てな訳で、
レベル5カービィと対戦です。



***



「始めー」



っておいおいおいおーい!

レベル5カービィ、早速こっち
向かってきとるやん!猛ダッシュ!?

えっ、何その今までにない
バリバリの闘志剥き出し感!!

てかそんな攻撃アナタ初めてやん!
足長っ!どこにそのスタイルの良さ
隠してたん?うらやまっ!

シュリーンって何そのシュリーンて
かっこいい音してるやん!
だから足長すぎるってっっ!


とっ、とにかく逃げるわ。


ピョーン
(ピョーン)


いやいやいやいやナンデよアナタ
ついて来んでいいから!!

さっきの猛ダッシュで疲れたやろ
休んどっていいんよホントに!

ておーーいっ!
何で今ローラースケート出すっ!?
落ちるやん!落ちるやつやんこれっ!
あっ…


「落ちたね」

うん。落ちた。

「頑張れ〜」

うむ。
少し冷静になろう。


ゆうてまだ奴はレベル5だ。
9分の5、
半分よりちょっと上くらい。

小学1年生から中学3年生だったら
まだ小学5年生。
小学校すら卒業してない児童である。

3倍近く生きてきた大人である私が
小学5年生に負けることといえば

素直さと可愛らしさと
お肌のハリくらいだっ!


ここで負けるわけにはっ!!



「えいやーっ!」

グリグリグリグリ
ドッカーーーン!

(フヨフヨフヨ、てくてくてく)

ドッカーーーン!

(フヨフヨフヨ、てくてくてく)

ドッカーーーン!

(フヨフヨフヨ、てくてくてく)

ドッカーーーン!!
バァーーーーーン!!!



「はっはっはー!
 自ら大砲にあたりにくるとは
 まだまだ知恵が足りんですな!」


「アレされると近づけないから
 結構厳しいんだよね〜」



フッ。いいかい?
よく覚えておきたまえ。

大人は効率重視なのだよ!
平たくいえば、ずるいのだよ!
それが大人なのだよ!!



「俺も入ろっかな〜(チラッ)」


旦那様、見てるだけじゃ
物足りなくなった模様。


「うむ」

「やったことないステージ
 やってみよ〜」


うむ?
まぁ分からんので、任せます。



***



……ナンデスカコレハ??


「おぉ〜。
 “おまかせ”にすると自分じゃ
 選ばないステージでできるから
 面白いよね〜」


うん。ちょっと待ってね。
今面白がる余裕ないですわ。




説明しよう。


私は現在、
デパートの立体駐車場で
屋上へ向かうジグザグのルートを
ピョコンピョコン登っております。

おいお前、ズルはダメだぞ!

と言われること確定の、
曲がり角すっ飛ばしての
垂直ジャンプです。悪しからず。


同様に、レベル5カービィと
旦那様の犬&カンカンも
上へ下への大移動をしつつ
死闘を繰り広げられております。



はい。言ってる間に
カービィにぶっ飛ばされました。


「戻って〜、ウエビー!」

「ウエ!ビー!」

「おぉ〜、戻れたじゃん」


うん。それはよかったんだけど…



ここさ、横が短いじゃん?
横並びになる機会少ないじゃん?

大砲、あたらないじゃーーんっ!!


わゎっ!また投げられる!
逃げろーっ!

いや歩行器で逃げて!
ローラースケートいらない!
ここ横短いのよーっ!



わちゃわちゃしてる間に
旦那様の計らいで試合終了。

カービィよりは長生きしたものの
ただ逃げ回ってた感が否めない。


むむぅ。
これを勝ちカウントに入れるのは
大人のズルさを持ってしても
いかがなものかと…


「おっ。何だろう?
 これも見たことないステージだ〜」


私の心理的葛藤の存在に
微塵も気づかず、
いけいけドンドンの旦那様、
早速次のステージへ。

さすが。
大人です。







……ダレデスカアナタハ?



「うわっ!攻撃してきた!」


おぉ。
自称百戦錬磨の旦那様が
びっくりしている。
貴重な瞬間だ。



説明しよう。私は現在、
…とか言ってる場合ではない。


そう。
攻撃してくるのだ。

ピンクの風船ではなく、
水色の怪物が。


え。いや、誰?
もののけか?

胴体は短そうで、でっかい羽ある。
首周りはつんつんしてるんだね。

そんな恐竜いたよね。
トリケラトプス?


てか君、何でイノチ持ってんの?


今までのステージでは
動くのはあっても
攻撃してくる奴はいなかったよ?

空気読もうか、ね?


なんて言葉が
推定恐竜に届くわけもなく、

じゃんじゃか攻撃してる〜〜〜


とりあえず、
大砲連発で様子を見る。


ドッカーーーン

ドッカーーーン

ドッカーーーン


あっ。死んだ?


「なんか私、
 ピカピカしてるんだけど…」


ピカピカに惹かれたのか、
近づいてくるカービィ。


「とりあえず…。えいや」


ドドドドッカーーーーーン!!!


「!!!???
 つつつ、強くなってる!!?」

「なるほど〜。
 あいつ倒したら強くなるんだ〜」


……結構いつも思うんだけどさ。
君、適応能力高いよね。

何でそんなすぐ
いろんなこと受け入れられるん?

仙人なん?私の目盗んで
かすみ食べてるん?


「あっ。ピカピカ消えた!」

「強いモード終わっちゃったね」


そこ!!そこ早く言って!
時間限定とか知らんかったし!!


「また倒せば強くなるかな〜」

旦那様、水色恐竜に興味津々。


置いてけぼりの
クッパJr.とカービィが
ちょろんちょろんと
チャンバラごっこをしていた矢先。


「わゎっ。みんなピカピカ!?」


3人揃ってピカピカである。


ピカピカの仲間入りが嬉しいのか、
再び近づいてくるカービィ。

ひとまずジャンプでかわす。


ピョーーーーーン


「!!!?!?
 めっちゃ飛んだんやけど!!?」

「あ、俺もだ〜。
 頭の上にあるアイコンが
 パワーアップの内容を
 示してるんだね」


えっ。何でわかるん?
見てたらわかるん?スゴない?
やっぱ仙人なん?



えっ。カービィ、
ジャンプ凄すぎて自ら落ちたやん。

完全に、水色恐竜の勝利やん。







もうね。何がきても
驚かないと思ってましたよ。

思ってましたけどね?


何でアナタ、
回転してるんですかーーっ!!?


回転しちゃダメでしょ、島はっ!!

ラピュタも回転しないよ?多分!!


だって落ちるやん!!
重力って知ってる!!??


「え待って、コレどうしたらいい?
 落ちるんだけど」

「普通にジャンプして
 上に行けば大丈夫だよ」

「え?普通にジャンプ
 出来ないんだけど?」

「え?出来るよ?」

「え?出来ないよ?
 ボタン押しても上いかないもん…
 あ。」


落ちた。


ちょっと混乱。
何が何だか分からず
動けないまま3回落ちて終了。


うーん。
理解、追いつかず。



***



そんなこんなで幕を閉じた
第3回、妻のスマブラ特訓会。



レベル5カービィは、
攻撃への意欲が
ぐんと上昇していました!

しか。守りの意識は
いまだ弱いようです。

自らクッパJr.の大砲に
あたりに来ていましたので、
何とか勝つことが
出来たって感じです。



私はと言いますと、


“ウエビーで戻る”


明らかに上達しています!!
戻れる回数がぐんと増えた!


その状況になった時はひとまず、
画面ではなくコントローラーを見て
間違えずにウエとビーボタンを
押すようにしました!!

わちゃわちゃ違うボタンを押すと
すぐ落ちちゃうと、学習した。うむ。



一方で、いつの間にか
わちゃわちゃボタン押してる時も
多くて…


謎にローラースケート出ちゃうの
何とかしたいです。





次回に続く。

この記事が参加している募集

#おうち時間を工夫で楽しく

95,452件

#休日のすごし方

54,532件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?