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ゲーム初心者のスマブラ挑戦記②:妻、独り立ちする。





どうも。妻です。


先日の

“電撃!まさかのスマブラデビュー”

から、はや数日。


夜風に揺れる風鈴の音に耳を澄ませ
スーパーで買った398円のスイカに
かぶりつく夜や、

お酒を飲みつつ
旦那様とのトランプ3本勝負に
燃える夜を過ごし、
(神経衰弱:妻勝利←実力
 大貧民:旦那様勝利←カード運
 スピード:引き分け←実力)


コントローラーの握り具合を
忘れそうになっている今日この頃。


「ゲームしようかな〜(チラッ)」


旦那様の積極的なお誘いにより
第2回、妻のスマブラ特訓会が
開催されました。



ちなみに我が家、なんと
リビングにエアコンがないんですね。
この酷暑が騒がれる現代の日本において、エアコンのないリビングって
ありえなくないですか?

立てば灼熱座ればサウナ、
歩く姿は陽炎か、的な。


ということで、
唯一エアコンのある四畳半の寝室に
小さいゲーム機を持ち込んで
行うこととしました。

うん。快適。



***



「では、前回のおさらいを兼ねて
レベル3とやってみよう」


ふむ。早速の実践ですな。


キャラ設定。

旦那様:ルキナ
妻:クッパJr.
コンピュータ:カービィ(レベル3)


「始めー」


まぁ、レベル3は何となかるっしょ。
とりあえず近づいて、エーボタン押しまくってればいけるっしょ。

「えいや」
(ひょい)

…おや?気のせいか?

「えいやっ」
(しれ〜)

…なんか。
なんかカービィ、レベル3なのに
強くなってるよ!?


「ゲームは数日しないだけで腕落ちるからね(ドヤ顔)」


むむぅ。

「とぅ!ジャンプ!」

わー!なぜかサスマタの出たー!
ここジャンプボタンじゃなくて
掴むボタンだー!

「攻撃!エー!」

ちがーう!
そのローラースケート今じゃない!
絶対今じゃないっ!落ちるー!!

「ウエビーで戻って〜」
「ウエビーっ!ウエビーっ!?」

あゎゎわぁ〜〜
落ちたぁ〜〜…


可哀想なクッパJr.…
まだ歩行器が必要な赤ちゃんなのに
こんな戦場に駆り出されて命を落としてしまうなんて…
クッパにどう説明して許しを乞えば良いのやら…
八つ裂きにされないかしら私…


「大丈夫、5ストだから」


ゴスト!
命5個ってことですな!うん!


ってそれ、
めちゃ長くないですかーーっ!?



えー、焦りに焦った本日の第1試合。

どうにかこうにか
勝利を収めるることができました。

これもひとえに、旦那様の献身的な
サポートのお陰でございます。

つきましては、
どうか次はお手柔らかに……


「じゃあ次!
動くステージ行ってみよ〜」


……鬼か?
今の私の焦りようを見て、
なぜに新たな課題を
ぶち込もうとするのかっ!?


「大丈夫大丈夫〜
今もばっちり動けてたよ〜」


そ、そうかな?そうだよね?
まぁ、2回目にしては上出来だよね?
(↑単純)


てな訳で、動くステージ
行ってみよ〜!



***



ただ今、赤い船の上におります。
遊園地のバイキングみたいなやつ。

さっきのステージより
ちょっと狭くなった感じ。ふむ。


カービィとの攻防戦を繰り広げる
私の横目に、突如現れる謎の矢印。
キミハナンデスカ?


「はい、横行くよ〜
取り残されないようにね〜」


と、とりのこ!?
えっ?


「そのバーの上移動して
ぐるっと1周するよ〜。
取り残されたり、落ちたら
死んじゃうから気をつけてね」


えちょっとまってどゆこと聞いてな
あっ……


「あ。落ちちゃったね」

うん。落ちちゃった。


「そこバーとバーの間に隙間あるから気をつけてね」

うん。先に言ってね。


「大丈夫、5ストだから」

…うん。ゴストね。知ってる。


とまぁ。
動くステージに翻弄され、自ら2回ほど奈落の底へ落ちに行ったものの、
カービィはまさかの“取り残される”
により自爆。

これも立派な勝利です。


「もう俺のサポートいらないね〜。
ひとりでやってみる?」


つ、ついに独り立ちですな!
確かに旦那様、
横で技の練習してたもんね〜


「や、やってみようかな…
2から!レベル2カービィからね!!」

「おっけー。はい、始まるよ〜」

ドキドキドキドキドキドキ

「あ、ごめん。
レベル3のままだった。」


……お主、やはり鬼だったのか?
タンジロウ呼んでくるか?



***



舞台は戦場。
ゴツゴツとした岩肌と
時折吹き荒れる冷たい雨風。

向かい合うは、
ピンクの風船と
白い歩行器に乗った小亀。

いずれも、どう見ても
この場に似つかわしくない、
ガーリーな装いである。
しかしその表情は
真剣そのものだ。

どこからか聞こえてくる
カウントダウンは、
迫り来る戦いの時を
容赦なく突きつけてくる。


スリー、ツー、ワン!
いざっ!勝負!!


「えいや!」

ズゴゴゴズドドゴドーーン!!

先手を取ったのは、小亀!

「よしっ!」

しかし風船も負けてはいない!

スゥーーーー。ぺっ!!

「なんと!」

そちらが吸うならこちらは吐く!

ゴロン、ゴロン、ゴロン、
ドッカーーーン!

「よーし、当たった!」

両者ゆずらない互角の戦い!!

「あーっ!飛ばされた!
ウエビー!」

ぴょん。どーーん!ひょいっ。

「よし!よーしっ!戻れた!
ねぇ見た?ちゃんと見てた?」


「ごめーん。
つい面白くて、写真撮ってた」


おーーーい!
てかそれ後で消してね!!
絶対消してね!?今凄い顔だから!



さて。
初めての独り立ち試合。

結果はいかに……


ででん!

レベル3カービィに、1戦1勝!
レベル4カービィに、2戦2勝!!

素晴らしい〜!!


今回の勝因としては、ズバリ!

“ウエビーで戻る”を
2回成功させた事です!


そして改善点は、ズバリ!

“ウエビーで戻る”を
もっと成功させる事です!


あとサスマタっぽいやつと大砲も
わりと使えるようになりました!

サスマタは、ガード中は
カービィ動かないから
わりと焦らずできました。

大砲も、戻ってくるときに
ほいほい出してたら
勝手に当たりに行ってくれるから
とりあえず連発してました。



総じて、なぜか前回より
あわあわしておりましたが、

無事独り立ちできて、
楽しかったです!


今日はここまで。
旦那様に交代です。

犬とカンカン、動くの早い〜笑笑




次回に続く。

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