外資系メーカーから国内IT企業に行った私がおすすめするIT企業5選①
都心で働くようになって、なんというか普通のサラリーマンになった気がする。満員電車は吐き気がするので、ほぼ始発に乗って夕方のラッシュ前には帰る生活を続けているが、まぁ都会のサラリーマンは平和だ。外資はもうやめてしまったけれど、多少収入が下がってもこうやって落ち着いた生活を続けていければ、と皮肉でもなんでもなく思うようになった。
最近、副業でやっている就活相談で色々聞かれるようになったのが、「企業が多すぎてどこを受ければいいかわからない」ということだ。志望業界や業種が決まっていないのなら尚更のことだ。そういった質問が出た際に私が伝えるのは「一定のレベルを超えた企業はすべて片っ端から受けなさい」ということだ。
そこで、以前「外資系製薬会社を受けるなら」ということで幾つか企業を紹介したが、IT系(このくくりも広すぎるのだけれど)での有望な企業を紹介したい。参考になれば幸いだ。
1. サイボウズ
グループウェア「Kintone」を作成し販売している企業だ。一時期、東京の駅やCMで大々的に広告を打っていた(そのせいでその年の決算は大幅な赤字だった)。グループウェアの将来性はなんとも言えないところがあるが、ライフワークバランスを重視して働きたい人にはおすすめできる企業と言える。
この企業の社長の青野氏は、起業当時はそれこそワークホリックと言えるレベルに猛烈に働いていた。ところが子息の誕生を機に自信と社員のQOLについて真剣に考えるようになったという。具体的な取り組みとしては、「ライフ型」「ワーク型」「ライフ&ワーク型」と3つのタイプに分かれた働き方を選択することができるというところだ。最初の一年は両方のバランスをとった「ライフ&ワーク型」をとる必要があるらしいが、結婚などを機に自由に変更することが可能だ。個人的には最初に入る会社ではそれなりにコミットして働いていくべきだと思うが、次々にかつての大企業が傾いている現状を見ると、会社にコミットするより人生にコミットしたほうがいいのかもしれない。
ここは従業員数がまだ1000人以下なので、大企業ではない。が、会社の中を見るとワクワクする感じで夢がある。そこはこの企業の採用サイトを覗いてみてほしい。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?