見出し画像

唯一の合コン #呑みながら書きました

初めての呑み書きの時、心臓バクバクで若干気持ち悪くなりながら()飲んでたせいもあるけど)えいっ!と投稿してから、もう何度目かの呑み書きです。それでもやっぱりきんちょうします、でもあまりお酒をのやまなくなった私にとっては、こノバは楽しい呑みの席なので、今回もえいっ!と参加させていただきます!
いつもこんな楽しい場をありがとうございます


私は飲み会というのにあまり参加しません。若い頃は、とくに大学のときなんかはよく呑んでましたが、それは主になかよし女子4、5にんで誰かのアパートで、という感じでした。こぢんまりと、気のしれた仲で呑むのがすきです。大人数のばあい、呑んでいるときは楽しい、わいわいするし、話をするのも聞くのも好きでさが、基本的に人と関わるのにとても緊張する質なので、飲み会の日が近づいてくると憂鬱だし、それが終わると帰宅してどっと疲れに襲われむす。それが、特に若い頃は、もっと酷かったように思います。私も大人になったというのとでしょうか。

合コンなんえ、人数合わせデ呼ばれた大学の頃の一回きり。もう緊張するし疲れるし早く帰りなくて、そんなつらい思いでしかないです。初対面のひとと盛り上がれる人、尊敬。もし私がホストとかに連れて行かれたらキレーに気絶するかもしれません。

人性で一度切りの合コンは確か、2個上くらいの仙波町せんぱいたちで、男子サッカーサークルのメンバーだったとおもういます。テーブルをはらさんで斜め前の先輩のケータイが何度か鳴って、電源切っとけよーとか、気にしない手出てくださいねとか男女のやり取りがあって、あまり何回もかかってくるので、彼はちょっと席を立ちました。皆はわいわい酒を飲んだりしていたんですが、そこにでんわが終わった彼が帰ってきたら、この世の終わりかと思うくらいにげつわそりげっそりしてるんです。、今思い返そうとしてともどんな表情だったか思い出せないんですが。表情自体がなかったんではないかなと思います。表情筋がごっそり抜け落ちてのっぺらぼうになっているような。そして、かくん、かくん、と膝を折り曲げて端っこに座ると、ひそひそひそ、カンジ的な幹事的な男子に耳打ちしました。
私達はなにかやばいことがおこったのだけは確信しているんでめすが、とても触れては行けない8日いねけないような気がして、なんとかささやかな会話をつないでました。
その後、彼はのっぺらぼうのまま席を立ち、何度もこちらに頭を下げながら消えていきました。
え、だいじょうふまですか、と男子チームにきくと、ああ、あいつなら気にしないで、大丈夫大丈夫!と言われ、でもあの全身の血の秘境は引き様は引っかかりました。たった数十分まえ、おちゃめなニックネームで自己紹介。をしていた彼とはべつしわ別人だったからです。

居酒屋から出て、じゃあこのままカラオケでも、という下りの中で、男子たちがぼそぼそと喋っているのが聞こえました。
うわー最悪じゃんあいつ終わったな
あ、あいつ?電話なんだったの?
カノジョ妊娠したらしいよ
うわまじかー

皆はワイワイとカラオケに行き、私はひとり帰りました。帰り道も、帰宅後のシャワー室でも、彼の落ち窪んだ目のあたりが浮かんでました。焼き鳥やアルコールや目配せや笑い声なんかに覆いかぶさる彼の影が、私の生涯ゆいいつの合コンの思い出です

それからは、気になる人とふたりで食事に行くとかノミに行くというのはありましたが、合コンには縁遠くなりました。もともと明るいタイプでもないし、大人数で行っても隣の人ばかりと話しちゃって狭く仲良くなるたいぶです。
中学生の頃、キャメロン・ディアスのNG集を見て、ミスしちゃったテヘ♡なんてもんじゃなく、そのミスから本気のコントを始めちゃうその姿に、なんておちゃめでチャーミンぐでキュートなひとなんだ!私もこうなりたい!と心に決め、憧れ続けていながら、ずっと暗いままです。
だから、現実世界では起こりそうにない大任数でわおいわい呑むこの企画がとても楽しい。色んな人の砕けた話を聞けるのも楽しいし、私のこんなぐだらない話にスキをもらえるのも嬉しいです。
ぐたぐたな思い出話に付き合ってもらいありがとうございます。それでは今回はこのへんで。とやすみなさいませ。



画像1


ぇえ…! 最後まで読んでくれたんですか! あれまぁ! ありがとうございます!