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ひたすらに進め

7月26日。

こんにちは。こんばんは。

7月も終盤。
1週間後に控えたテスト期間を乗り越えれば夏休みです。
本日は久しぶりの記事なので最近の日常を記することにします。
盛りだくさんです。長くなるので気になるタイトルから飛んでみてください。



月曜1限

月曜1限。
毎週行くのが億劫になるような時間割に設定されているのは毎週のゼミ。
3年生6人と4年生6人と先生1人計13人で行う。毎回指定の課題について議論をしあうのが流れ。

今年入ってきた3年生は4年生よりもはるかに真面目にで言語化するのが上手で圧倒される
私達も頑張るけどなんせマイペースな6人だから圧倒されたまんまで終わることもしばしばあって笑
私はそんな中でも割と発言する方ではあるんですが議論に熱くなりすぎて1人で突っ走ってしまう時があるのです。
言ってるときは気づかないけど段々みんなの目が私の方を見てニコッとし出すんです。
それで、あっ!って思って「すいません!」って言ってはなしをまとめるのがお決まり。

私は帰って1人反省会をするんですが、最近みんなが私の方見て何も言わず、見てくるその時の空気感がすごく好きなことに気づきました。
絶対皆んな私に呆れてるんだけど
「もう、百何してんの~笑」
「百のいつものが始まったぞ〜笑」
みたいな声が聞こえてくるような優しい雰囲気(勘違いなのかな?)。

同期5人に「うちだけが話しすぎた??引いてない?大丈夫やった?」
っていうと決まって
「大丈夫だよ、発言してくれてありがとね」
「今日言ってることめっちゃっわかったよー」
とか
「俺も同じこと考えました」
「いや、俺はわからんかったとこあったわ」
って返ってくる。

高校生の頃は自分が将来について考えていることを話しても詳しく話そうとするにつれて、
「結局どういうこと?」って言われて
伝えたいのに伝わらないことばっかりでした。段々自分から何がしたいとか何でそんなに頑張るのかと言われても自分の中にある熱を隠していうようにしていました。

そんなことばかりだったから今自分の話しを聞いて応えてくれて、一緒に考えてくれる人達がいることが凄く嬉しくて楽しいと感じています。

わたしの一生懸命の言葉を優しい眼差しで拾ってくれてありがとう。

私は勝手に皆んなからのあの呆れた視線を
「愛に溢れた眼差し」と呼んでます笑

この話を前、男子勢にしたら「ドMか!」ってツッこまれたけど、実際卒業する前に1人ずつに愛を語りたいくらいまであるよ笑

だから月曜1限だけど
休まず行きます!


お誕生日おめでとう

5月に祖母の誕生日がありました。
正直これまで祖母の誕生日を意識したことがなくて、今年初めてお祝いをしたような気がします。
きっかけは祖父の誕生日は正月の時期なこともあって家族みんなで祝うのに祖母の誕生日は、祝わないことにふと、疑問を思ったから。
だから、1月から母に日にちを聞いてカレンダーに登録してました。

いざ、当日。
授業が終わってからベンチに座って電話をかけました。
「おお百か~どうした」と言われ
「今日誕生日でしょ。おめでとう!」
と言うと祖母は
「涙が出てきそうだよ、ありがとうね。今学校?百ちゃん忙しいのに電話までしてくれてありがとうね。次帰ってきたら美味しいご飯作ってあげるからね。私はそれくらいしかできんからね」
と泣きながら言ってくれました。
「うんうん。」
私はベンチに座って涙を堪えながら電話を切りました。
涙が溢れそうで走って家に帰りました。
こんなにも喜んでくれて、待っててくれてるそんな言葉にせずとも伝わる愛情に触れて涙が止まりませんでした。

電話1本。おめでとうのひとこと。

あと何回でも電話をかけるから
お祝いするから
長生きしてね。元気でいてね。
いつも沢山の愛情をありがとう。


それは貴方の美点です。

私の良いところは正直なところ。
私の悪いところは正直なところ。

これは自分自身で分かっているつもり。
人の良いところと悪いところは表裏一体。
いつか誰かに言われた
「百ちゃんって正直だよね」
はそこが素敵だよって言う意味で
いつか誰かに言われた
「百ちゃんって正直だよね」
はそこまで言わなくて良いじゃんっていう意味

だから私はたまに「正直だよね」と褒められるときに嫌な気持ちになる。
本当はそんなんじゃないんだ。
良いところじゃないんだって。

いつか、そんな気持ちになったときにある人に聞いたことがある。
「私は正直で良い子だねっていわれることがあるけど、正直なのは良いことですか?正直でいることは悪いことですか?誰でもにしてはいけないんでしょうか?」

この問いは私がいつも私にしている問いで
そして、答えが出ない問い。
正直に話す時もあればほんの少し話なさないようにすることもある。
自分の良いところを自分の悪いところだと知っているからどうしてもそんな自分を受け入れられなかった。

けれど、この問いを投げかけた相手は
「正直さは貴方の美点です。」
と言い切ったあとに
「けれど、でも、どんな時でも正直が相手を救うわけではないかもしれませんね。相手に正直さを求めないときもあるでしょう。」
と教えてくれた。

私は"美点"という言葉に心が救われた気がする
何故かって、私の正直さが持つ、美しさを守らなけらばいけないと思ったからだ。

何度も自分で自分の美点を汚してきたと思う。
間違ってきたかもしれない。
でも、良いところでも悪いところでもない、
自分の美しいところなのだから、大事にしよう。

大切にしたい。

そう思った。


2人なら

私には家族と同じくらいかそれ以上、語り合った友達がいた。
その子は何もなかった私に手を差し伸べてくれた子で、2人なら何でもできると、行ったことのない場所に飛び込んで行ってくれる子だった。

家族以外にお土産を買って帰らない私が初めてお土産を買ってったのは彼女だったし、怒ったのも怒られたのも初めてだった。

そして約4年間の間にこの関係性は"2人なら"なんてものとは遠いものになった。

近づきすぎて、離れて、離れすぎて分からなくなって、元に戻ろうとしたけど戻れなくて。

ここ1年はよく分からなかった。
彼女に会っても自分が苦しいし、何故か言葉に詰まるし、そんな自分が嫌だった。

この前、最後だったかもしれない電話をした。
次会っても多分、この話しをしてしまうから
会えないとまで思っていたのに、気づいたら口からポロポロ溢れてた。

いつもは正面から対立して、最後にトドメを刺されて別れることを選択するのに彼女とは違った。考えて、会いに行って、話して、続けようと、分かろうと私は私なりに頑張った。

「もし次仲良くできるなら私からは消えない」
こう私がいうと彼女はすぐに
「それはできないと思う」と言った。

私にとって、この時の言葉はストレートな言葉を避けるなら
「結婚式の友人代表スピーチをして欲しい」
と同じくらい覚悟を持ったものだった。
でも、彼女の返事を聞いて遅すぎた、間違ったと思った。
もう、これ以上伝えたい言葉はなかった。

信じきるのが遅かった。


だからいつか(来世かもしれん)けど、もし8月のシフトの続きの返信が返ってきたら
はしご酒して温泉入って、朝までこれまでのお互いの悪口(お前ふざけすぎだろ、性格悪すぎるんだよとか逆立ちして反省してこいとか言われる予定)と笑い話を言い合って、夢語りながら朝マック食べて、ペーパーの2人でドライブしてライブハウスに駆け込みたい。

感謝もごめんねもどれだけ言っても足りないだろうけど。もう、遅いけど。

本当に本当に沢山の思い出をありがとう。
仕事きついと思うけど無理しちゃうんだろうけど、いざとなったら逃げるんだよ!

あと、


絶対絶対絶対幸せになって!!!!な!る!


生きる

小説を読む時、私は大体生きようとガムシャラな人に惹かれる。
ガムシャラにも色んな種類がある。
したたかに生きているようで、その根っこは強い意志で固められていたり、心の中には燃え盛る炎があったり。

だから、生きろって背中を押してなんなら、叩いてくれるような言葉を。

自分の人生を生きることを他の誰かに許されたいの?

誰かに遠慮して大事なことを諦めたら、あとで後悔するかもしれない。でも私の経験からすると、誰のせいにしても納得できないし救われないの。誰も貴方の人生に責任をとってくれない。

汝星のごとく/凪良ゆうp.75  

この2つは「汝星のごとく」という作品にできた言葉。
まだ、高校生だった主人公が自分の父親とその恋人に進学したいと言いに行った場面だ。

誰にも許してもらえない、逆に言えば誰からの許可もいらない、私の人生の主導権は私が持って、持ち続ける。けれど、責任はとってくれない。大人になろうとしている今だからこそ、この言葉の強さが伝わってくる。

生きようとすることは、堂々たる抗議、英雄的行為だよ

アウシュヴィッツのタトゥー係/ヘザー•モリス

アウシュヴィッツの中で生きた人達の物語。
主人公が共に生きようとする恋人に言った言葉。
生きることがそれを阻止しようとする人への抵抗。生き続けることで私達の物語は限りなく遠くに続いていく。

希望を持って遠くに、
ひたすらに進んでいくんだと
行かなければならないんだと
強くさせられた。


私のヒーローへ


「ようこそッ!!!!」


そういってギターを掻き鳴らすボーカルと
あちこちへ走り回るベーシスト
センターでどでかい音を奏でるドラマー

誰が主役かわらなくて、音楽を愛する3人が3人一緒にどんどん上へいっていく感じ。
会場はこのバンドを愛する人しかいない。

彼らのライブに行くといつもそう思う。
ファンに何かを強要するわけでもない、
「俺たちは俺たちの音楽をやるから!」
そう言わんばかりの言葉と音と熱が
堪らなくかっこいい。カッコ良すぎる。

初めてライブで聴くまでお気に入りではなかった曲が大好きな曲になった。

ギターボーカルが目を見て歌ってくれたように感じた。
「君じゃなくちゃ君にはなれないんだよ」

そういってくれた。
会報誌にこの曲は、1人1人に届くように歌ったと書いてあった時は、本当に届けられたんだと思った。

辛いとき、どうしようもないとき、私の言葉を代弁してくれて、救い上げてくれたのはいつだって大好きなロックバンドだった。


7月24日、彼らは20周年の節目を迎えた。
おめでとうございます。これからもずっと勝手に応援してます。

去年行ったロッキンにて🍻🎸


20周年おめでとうございます!
色々終わったらまたライブに行きます!


p.s.私をユニゾンに導いてくれたユニゾンを愛してやまないギタリストへ。
絶対同じステージに上がる時は見たいって思ってたのに武道館とか聞いてないぞ!!笑
羨ましすぎるよ!
でも、愛ってすごいんだね笑
おめでとう!🎸
次同じステージに立つ時は見届けたいので告知してください🥹




沢山の愛をもらって
やっぱ間違えて
自分の美点にも無力さにも気づいた。
傷ついたけどどこまで進めるか
私の足を止めるものが私しかいないとしたら
進むしかないよね。
ひたすらに。





それではまた。


百。






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