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#315 大切にしたい人たちについて今の心境

 家族旅行を終えて帰国しました◎
 出発前は、憂鬱な気持ちの方が強かったですが、やはり行ったら行ったで楽しかった。夫に対しての気持ちも良い意味で変化を感じました。そしてそれと同時に、鈴木くんへの気持ちはどうなんだろう…といろいろ考えたりもして。結論、どちらのことも、どちらに対する気持ちも、大事なんだよな〜〜(≒旅行前と結論としては変わらない)ということなのですが、一旦自分の気持を書き記しておこうと思います。

■夫に対しての気持ち
 夫の言葉の足らなさや、誤解されがちな態度、良くも悪くも自分でなんでも判断して決めていける責任感から、衝突する場面はやっぱりあったのですが、良いも悪いも表裏一体なんだよな、と実感する旅行ではありました。
 夫のように、多少、人から反感を買ってもビシバシ責任を負って何かを決めてくれる人がいるから、場面が進行しますし、度胸が坐っているところはやはりかっこいいな、とは思います。(多少スケジュールを密にしても、やりたいアクティビティは全部詰め込めるように周りに指示出しをしたり、慣れない海外の運転も平常心でこなせたり、など。)
 世話焼きのお母さんみたいにアレコレ言ってくる態度を「うるさいなww」と思うことは多々あるのですが、それは私を思ってのことなのはわかりますし、それによって私自身も視野が広くなったりはあるので、感謝の気持ちはあります。旅行前はそういう夫への感謝を、頭で「感じければ」と思っていたころ、旅行中は素直に「そう思えるようになった」という気がします。
 それで恋愛感情湧くかといったらそれはまた別の話なのですが、少なくとも、人対人としても尊敬の念みたいなものが自然と感じられた旅だったかな〜とは思います。

■鈴木くんに対しての気持ち
 
海外旅行をしながら、鈴木くんと一緒にこういう旅行ができたらな、きっと楽しいだろうな、と何度も考えました。夫の言動に傷付いた時「きっと鈴木くんはこういう物言いはしないだろうな。でも、もっともっと親しくなったら、彼だって夫とそう変わらず、私に対してキツく当たったりするかもなあ。根は似ているからな。」と考えたりも。
 鈴木くんへの気持ちは、私が恋愛したい、と思った時に、たまたまちょうどいいところにいたのがこの人だっただけなんだろうなあ(鈴木くんでなくてはいけない、というわけではない。)とは思っているけど、ずっとこのまま、気持ちを隠したままで自然に消えていくような気はしないし、やっぱり常に、関係を深めたい、という欲求はある。
  そうした先に何があるかわからないし、なんのためにそれをするの?というちゃんとした理由はないし、たぶん100人に聞いたら95人位にはやめときなよ、と言われるのがわかるし、鈴木くんにはただただ迷惑なだけかもしれないですが、それでも感情の整理のため、好意は伝えたいなあ。という願望は膨らむばかり。
 自分の気持ちに嘘をつき続けるのはしんどいね。

 なるべく事を荒立てないやり方で落とし所を見つけたいですが、家族や鈴木くんとの関係、鈴木くんや夫、私を含む友人グループの調和もすべて考慮しながら……となると、かなり繊細な作業になりそうで。

 この気持ちを変に隠しているから、むしろグループの輪を乱しつつあるのでは、という気もするのですが、でもやっぱり変にリスクを冒す必要性は全くなくて、しんどさはずっと持ったまま、いつかは楽になるだろ、と誤魔化して、なぁなぁなするのが1番怖くはないんだよなあ。

 先の半年くらいと比べると、鈴木くんともかなり信頼関係を築けてきた印象はあり、依存心もだいぶ薄まってきた気がするので、良いお友達、で収めようとすればそれで済ませられるだけの心境にはある気はする。でもやっぱりそれは本音本心での欲求ではない。

 本音本心を貫くためだけにリスクだらけのことをしたいのか。安全安定のために本音本心を誤魔化して、自分の気持ちを上手に飼い慣らして、時間が解決するのをじわじわ待ち続けるのか。どちらにするとも決めきれておらず、結果、永遠に後者の態度を取っています。

 鈴木くん、実は今月に重要な試験を控えているのと、来月には2人で会う予定もあるので、しばらくは内省の日々かなぁという気がしています。鈴木くんの試験日当日には一言、応援LINEでも送っておくつもりです。


2023.09.19 いて(元ていこ) 1,805 文字

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