ライオンの皮を被ったロバ
今日の言葉
イソップ寓話より引用
ライオンの皮を被ったロバ
ロバはライオンの皮をかぶり、他の動物が震えるのを楽しんでいました。
そんなロバの目的は優越感に浸ること。
自分が「すごい」と周りから見られたいだけでした。
ロバとして「すごい」と思わせるようなことをすればよいのに、わざわざライオンの皮をかぶらないと評価されないのが、ロバの情けないところです。
ライオンの皮を被ったロバのような人は、現代社会でも見かけます。
肩書きや身にまとっているもの、主張していることは立派そうに見えるけれど、実際に話してみると人としての中身がなくて大したことがない。
本当に立派な人は、肩書きや服装などはあまり関係なく、その人自身が輝いて見えるものです。
そういう人間になりたいものです。
イソップ寓話集の「ライオンの皮を被った驢馬」を読んで、そんなことを感じました。
オススメの本
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?