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103 少額ローン 与信と利用シーンで差か

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
8月に入ってすぐメルペイスマートマネーという少額融資サービスが始まりましたが、2月のファミペイローン発表時とは真逆の反応が多くて驚きました。

メルペイ、「メルカリ」の利用実績等で金利・利用限度額が決まる少額融資サービス「メルペイスマートマネー」を提供
2021.08.03 株式会社メルペイ Press Release

メルペイスマートマネーは1,000~200,000円の少額融資のサービスで、「メルカリ」における利用実績等を元に金利・利用限度額が決まるそう。
借入及び返済はアプリ内で完結し、メルカリの売上を返済に充てられる模様。

金利は年率3.0~15.0%で設定されるとのことですが
「自分の金利は〇〇%だった!」というSNSの投稿を確認すると、
確かに人によってかなりばらけているようで、これまでの取引履歴を与信の材料にしている点はメルカリならではですね。
中には3.0%を切っている方もいらっしゃるようです。
シェアできるネタがあるのは何か良いですね。サービス浸透にあたり非常に重要な要素だと思います。

ファミマ・メルカリ

ファミペイローンは、7月に開始するとしたまま追加情報があまり出てきませんが、「コンビニで万単位の買い物をしない」、「ファミペイ加盟店でそこまで高額の買い物をしない」という声がやや多い印象です。

ファミペイローンは銀行口座に直接振り込まれるので、その他の使い道も想定しているとは思うのですが、ファミリーマートorファミペイ加盟店での利用時に使うサービスという風に受け取るユーザーもいらっしゃるようですね。

そもそも数万円程の少額ローンを利用したいケースというのがあまりイメージがつかなかったのですが、メルペイ曰く

メルペイが2020年11月に行った金融サービスに関するアンケート調査によると、クレジットカードのキャッシングや銀行ローンの利用シーンとして、生活費や趣味・娯楽費、一時的な資金不足の補充が上位の回答となりました。一方、スマホ金融サービスが提供する少額ローンの利用シーンとしては、生活費や趣味・娯楽費に次いで「自己啓発や自己投資のために利用したい」と答えた方の割合が高く、クレジットカードのキャッシングや銀行ローンと異なり、自分への投資での利用ニーズがあることがわかっています。

とのことでした。
本当かよと思いましたが、趣味・娯楽で少額ローンを利用される方が結構いらっしゃるようです。スマートマネーというと爽やかな印象ですが、つまるところ借金なので、ユーザーも計画的な利用が求められますね。

メルカリの場合、掘り出し物や、好きなアイテムなど、欲しかったものを突発的に発見するケースもあるため、「借りちゃおっ!」となる方もいらっしゃるのでしょうか。商品を発見するシーンの違いがメルペイとファミペイを分けている要因かもしれません。



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