見出し画像

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
PayPay、メルペイ、au Pay、LINE Payといったいわゆる「コード決済」の手数料有料化が徐々に始まっていますね。無料期間は2021年9月末までと予告済みではありましたが、最後の砦であったPayPayもついに手数料を発表しました。

PayPayが中小店から手数料 最低1.6%、規模優先を転換
2021年8月18日 日本経済新聞

コード決済事業者の参入が相次いだのは2018年頃でしょうか。
加盟店開拓を急ぎ新規開拓営業の採用も爆発的に増えていた時期なのでよく覚えています。その頃は「利益より加盟店の開拓や!」と、期間限定ではあるものの手数料無料が普通といった空気で、加盟店の数もうなぎ上りでしたね。むしろ手数料を取らずによくここまでもったなと感心するレベルです。

バンクシー

しかし今まで無料だったものが有料になると、加盟店も手数料が安いコード決済に絞ったり、はたまた脱退してしまうことも考えられますね。
現状発表されている各コード決済の手数料は以下のようになっております。

PayPay  :1.60%(2021年10月1日~)
メルペイ :2.60%(2021年7月1日~)※相乗りしてるd払いは10月1日~
au Pay   :2.60%(2021年8月1日~)※元は3.25% 8/1~9/30は無料CP中
LINE Pay     :2.45%(2021年10月1日~)
クレカ(参考):3.24%(国際ブランドの決済手数料)

やはりPayPay強しですね。
他サービスとの比較はもとよりクレカと倍も違うとなると、加盟店側もPayPayでの支払いを求めたくなる気はします。

消費者の目には映らない部分ではありますが、
経費を差っ引く前の売上から数%引かれるというのは手痛い話です。
加盟店側でコード決済の取捨選択が始まる予感です。

手数料勝負では消耗戦となるため、加盟店への付加サービスとして今後どんなものが出てくるのか注目ですね。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?