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131 反グーグル法の影響はいかほど

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
いわゆる反グーグル法(改正電気通信事業法)が韓国で可決されて2ヶ月経ち、Google Playがついに自社外の課金システム導入に対応したようです。

以前からGoogle及びAppleに対し、手数料の引き下げや、購入・課金時に外部サイトへのリンクを貼ることをアプリ開発者が求めており、日本の公取委も指摘したことで割と話題になりましたね。

アメリカで起こったEpic Games(フォートナイトの開発元)とAppleの訴訟では、「App Storeベースの収益化以外の代替決済のリンクの追加を禁止することはできない」という判決を下したため、読書、音楽、動画といったリーダーアプリに加え、ゲームアプリの購入及び課金も他の決済方法で行えるようになりました。

こちらはいわゆる「アップル税」を回避する道ができた出来事でした。

今回の反グーグル法は、他の課金システムを提供することができることを明文化した初めての法律になるようです。

各国で同様の動きが起きることが予想されるため、営業利益率60%を超えるGoogle Play、App Storeというモンスター事業にいかほど影響が出るか注目です。


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