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虫刺され用ミツロウ軟膏つくってみた
昨日の夜中ですが寝床にムカデが出て噛まれました。残念ながら姿を見れず、今もなお行方不明中でむっちゃ微妙な気持ちではありますけれども。くそう。
まあそれよりも、ムカデの毒ってば邪魔くさいので、処置が悪いとまあまあひどいことになっちゃうと聞いておりまして。早々に噛まれたところを冷やした方がいいのではないかと思って、氷で冷やし始めてからネットで検索したら。
「絶対冷やしちゃいけません。痛みがひどくなり、激痛で失神する方もいます。」
まじか、もう冷やしちゃったよ・・・。とりあえず間違った思い込みだったことが判明し、すぐに43度以上のお湯で5分以上、長くて20分間流し続けなさいってことだったので、冷やした患部に「さっきの嘘やから、冷やしたの嘘やから!」なんて訳のわからない祈りをこめながら、とりあえず10分ばかり噛まれた患部を温めて。
なんとなくジンジンしているけどまあ大丈夫かなと思って、改めてその後の処置を調べてみると「虫刺され用の軟膏を塗りましょう」ってことだったのですが、我が家の救急箱を調べてみたらマキロンとかガーゼとか正露丸とか胃薬とか風邪薬とかそんなんしかない。こういう時に軟膏がない。虫刺されに効く軟膏ぉぉ。
なんとなくミツロウって悪くないんじゃないかと思い、先日思いつきでつくったミツロウのハンドクリームを塗っておきました。ただ、ハンドクリームの成分ですがミツロウと米油と水とアロマでつくっており、ミツロウの成分がかなり薄めです。
なんとなくミツロウもうちょっと濃いめにつくったら虫刺されに効くんじゃないのかなあと調べてみたら、ミツロウの虫刺され軟膏が結構見つかりました。
そこで今回はミツロウの成分を多めにして、油をアマニ油にして、香油を加えて、水は全くなしの虫刺され用の軟膏にしようと思ってやってみました。
ミツロウはこちら。100g入りを買いましたが前回30gほど使いました。残っているやつから、適当に10g程度ミツロウを取り出しました。
さらにアマニ油。日清の食用の油ですが、健康にめっちゃいいという感じで書いてありますが、今回は軟膏にさせていただきます。ちなみにまあまあ高い。
こちらをざっくり60gくらい入れたかな〜と。
そこにアロマオイルを5滴ほど入れて、湯煎してひたすら温度が上がるのを待ちながらクルクルとかき混ぜ続けていたら10分くらいで60度くらいになったようで。
65度を超えるとミツロウは完全に液体化するらしく、きっちり溶けてくれたので瓶で保管してそのまま放置。30分も待ってたら、すぐ固まってて使えるように。ちょっと前に虫刺されして痒いところに塗ってみたら、割と痒みがすぐ消えます。
ハンドクリームは水分があるので柔らかいんですが、こっちの軟膏はミツロウとアマニ油がほとんどだし、他にはアロマオイルしか入れてないので、固まるとしっかりとした硬さに仕上がりました。これで軟膏に悩むことは無くなりました。
虫刺され用にできた軟膏ですが、ほぼ同じレシピで、木造の床や壁に塗るミツロウワックスがつくれます。もともとそれが作りたくて材料を買ったのですが、簡単にできるのと、実験とを兼ねて、ハンドクリームと軟膏とつくってみました。
まじで思ったより簡単だったので、ミツロウワックスもなんとかやれる自信が湧いてきました。縁側の廊下の木目をざっとヤスリで表面を削ってから、ミツロウワックスを塗って気持ちよく過ごせる場所にしたいなあと思っています。意外にこうしたものもつくってみたら簡単だし、便利だし、楽しいし、コストも安くて、なんかいいことばっかりです。
生活雑貨を手作りするのはなんか楽しいし、時間をかけたぶん愛着が湧きますね。
急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。