焦らず弛まず疲れず腐らず

なんとなく、物事がトントン拍子でうまくいくこともありますが、そうでもない時もあります。自分が色々と放ったらかしてしまったことが原因であったりもしますが、そうでもなく、なんとなく巡りが悪いこともあります。

そんなときは焦らず、弛まず、疲れず、腐らず、と思いたいです。


焦り。

焦りがまずやってきます。どうしよう、どうしよう、ああどうしよう、不安が心を覆ってくる。どうなっちゃうんだろう。

でも焦ったところで、気持ちが落ち着かなくなるだけで物事は一向に前に進むことがありません。気持ちが焦るだけで動きは早くなることもなく、むしろミスが増えて、やり直すことにでもなったら時間のロスが増えるだけ。

なので焦っても仕方ない。まずは落ち着いて。深呼吸深呼吸。


弛み(たるみ、たゆみ、ゆるみ)。

安心しすぎていると気が弛みます。緊張がずっと続くのもしんどいですが、ずっと弛んでいるとハリがありませんので、姿勢が崩れそうです。

やることがあることは嬉しいこと。求められているなら、その気持ちに応えられるように一生懸命に働く。やるときはちゃんとやって、力を抜くときもちゃんとメリハリを付けて休みたいなと思います。

適度に休んで、適度に働き、適度に遊んで、適度に寝る。


疲れ。

頑張りすぎると疲れます。心身のどちらか、もしくは心身共に。

心は溌剌としていても身体が疲れていればじきに心も疲れてきます。逆に身体は元気でも、心がどんよりしていると身体は思うようには動きません。

心身どちらかが欠けても、気持ちよく働く、活動することができませんので疲れてしまわないように、休んで体調と精神を整えるのはとても大事です。

心と身体を休める、整える方法を日々新たに研究しておくと良いでしょう。


腐る。

思った通りにいかない、認められない、結果が出ない。気持ちが萎えて、やる気がどんどん減退していって、もうやる気がなくなる。腐っていく自分。

腐る、というのは腐敗するという意味もありますが、「不貞腐れる」というあたりから、気が滅入ったり、精神が減退するということを指します。

自暴自棄、疑心暗鬼、自己嫌悪、疑念、色々と自他ともに対する攻撃的な、破壊的な感情を持ち始めて、物事を全部投げ出してしまいたくなる。

今までやってきたことが全部無駄に思えて、もう何にもいらないから、全部捨てちゃえという気持ちになる。ゼロにして、塞ぎ込んでしまいたくなる。

でも、無駄でもなく、ゼロにはならず、失敗も経験だし、小さくても実績になる。

小さな小さな一歩しか歩めなくても、今日は立ち止まっても、いつか這ってでも進めば、必ず目的地には辿り着くことができるし、途中の道でも素敵な景色が見られるかもしれない。

投げ出すことなく、いまをよく観察する。必ず大事なことが隠れている。


まあそんなことを考えながら、フーフー言いながら進む時もありますね。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。