遅刻を予測して予約するフランス人のアドバイスでリヨンへ行ってきた
Vol.037
グルノーブルだけで滞在を終えようとするのはナンセンスだと思い、またFlixBusを利用して、リヨンまで行ってみることにした。
移動時間およそ1時間半のバスの旅である。
ほんと久しぶりのリヨン
自分でもいつぶりかと考えてしまうほどに久しぶりなリヨン。
思い返してみれば、おそらく10年以上だろうか。
全く来る機会がなかったという。
その周辺地域には時々訪れていたが、リヨンまでは来てなかった。
欧州暮らしも長くなってくると、意外と主要都市にはあまり行かない。
というのは日常の生活が忙しいので、そんな暇はないというのが現状。
日本滞在の時もそうだが、休みの日というのは家でゆっくりしたいもの。
そして時々旅行へ行く。
どこの世界も共通なことではないか。
遅刻を見据えた予約がフランス式?
14時ギリギリにリヨンへ到着する。
ランチはたいてい14時には締め切るフランス。
娘のフランス人友達から、一斉に「14時に予約しておいた方がいいよ。そしたら遅れても平気だから」というアドバイスを受ける。
遅れてもいいからという前提条件は子供にも共通なのかと思うと笑ってしまうが、そのアドバイスにしたがって14時予約にした。
リヨンといえばブション
リヨンといえばお食事どころはブション。
多くのブションでリヨンは賑わっている。
なにせ日帰り旅を結構したので、滞在時間は約5時間だった。
時間もないことから、旧市街にあるブションを予約。
しかしラッキーだったのは、行ったブションのランチタイムは14:30までだったので、余裕を持って食べることがきた。
大盛りすぎなブションの料理
私たちが行ったところがボリューム満載だったのかもしれないが、お値打ち価格でフルコースをいただくことができた。
それも全てリヨン料理だ。
やはりローカルの食を楽しむ旅は良い。
前菜、メイン、デザートで15.9ユーロの価格にはとんでもなく驚いたが、このお店がどうもそういうお店だったらしい。
にしてもパリに比べたら圧倒的に安い。
もう大きくなっているものの、サクッとブションでランチと言うのであれば、気取ったお店に行くよりも、こういうガチャガチャしたお店の方が楽しい。
あまりに量が多かったので、食べ残してしまった。
英語も結構わかる娘たちではあったが、ここではじめて「ドギーバッグ」という言葉を知った。
母(私)にはそういう料理の世界にまつわる言語だけは英語もフランス語も通じてるという謎が娘たちにはある。
やはり経験しないとわからないことの方が、世の中は多いのである。
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