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京都の粋を感じる世代の交差点

Vol.016
広島でしっかりとモーニングを食べて、その足でいざ京都。
ほんと新幹線の速さと正確さってすごいと思う。
急遽、京都にいる知り合いを見つけて、じゃ、ランチしようとなった。
なので12時半に四条河原めがけて広島を出ることに。

乾杯の時代のおじさんと京都でランチ

私の今回の京都指南役ではないですが、とにかく京都に詳しい西麻布の乾杯の時代のおじさんが、たまたまこれから向かうという京都にいるというのでコンタクトをとった。
ランチの場所は彩席ちもとを予約してくれた。

京都といえば閉鎖的とか一見さんお断りというイメージだったゆえ、ランチの場所を自分で探すのはかなり億劫ではあった。でも西麻布の乾杯の時代のおじさんはさすがである。
ランチをすると決まったら秒速で場所の連絡が届いたのだ。

感動的な京料理の美しさにやられる

はっきりやられましたこの見事な美しさ。
写真の通りです。

全ての素材に職人の仕事を感じる美しき点心。

見て美しい。そしてその仕事!
全部の素材に細やかな仕事を感じるのは、さすがとしか言いようがない。
会話が弾むはずのランチが、もうすっかり食べるのに夢中となった。

お弁当を食べながらも、茶碗蒸しが出てきて、炊き込みご飯が出てきてと、すっかり京料理に酔った次第。
食が美しい土地はやっぱりいいなとも思うのである。

京都新年会?! となった凸ランチ。
西麻布の乾杯の時代のおじさんにすっかりとご馳走になってしまい、恐縮であった。
そして乾杯の時代のおじさんは、そこから奈良へとまた乾杯の途へ向かったのであった。

京都の町屋で楽しむスペシャリティコーヒー

朝ごはんは広島でモーニング。
ランチは京都で京料理。
仕事は明日のアポイントとなったため、ちょっと自分調整でコーヒー屋さんを検索し、街を散策することとした。
私はとにかくスペシャリティコーヒーのカフェが好き。
なので早速ググると、京都、カフェの数が多くない? という真実に到着。
どこにでもある。
10歩歩けばスペシャリティコーヒーがある!
でも佇まいは京都の町屋なので、見つけにくい!

何度も素通りしてしまったコーヒー屋さん。
しかし、佇まいが分かれば天晴れ感。

そんな中、今回お伺いしたのはWEEKENDERS COFFEE
ロースターカフェだったので、自家焙煎。
行ってみると入り口がわからず、グーグルマップがなければ辿り着けなかっただろうカフェ。
店の佇まいがうっとりするかっこいい。
そう。整っている。

二人の男の子がコーヒーを丁寧に入れてくれる。
コーヒーといっても、オーダーしたのはラテ。
そのラテを片手に、中庭へ進み、ほんわかカフェタイム。
京都は中庭も美しく、それを見せるためにカフェを注ぐなんて粋すぎた。
おかげで、コーヒー1杯で京都の空気感を満喫できた。

町屋の中庭を眺めながらのコーヒータイムはオツ。

いろいろ聞きたいことがあり、カフェの小洒落て清廉とした男の子に京都の質問をすると、それはそれは饒舌に話してくれて、素晴らしい指南をしてくれた。

美味しいコーヒーだけでなく、
とても親切に京都指南をしてくださった。


京都って閉鎖的じゃなかったっけ? は、もはや都市伝説といえよう。

柳小路でテキーラを飲み干す

ホテルに荷物を下ろし、夜ご飯を食べに行く。
その前に錦市場を久しぶりに見る。
確実にインバウンド戻ってきてる。
そして確実に観光地化してる。

錦市場はストリートフードパラダイス。
インバウンドのお客様で大賑わい

それもそれ。そういう京都へ進化したってことだと納得しながら、錦市場を後にすることに。
あちこちホッピングしながら、一緒に飲んでた人たちとさよならした後、散策で気になってお店へピットインする。

それは立ち飲みテキーラとタコスの店 エルポピュラー
四条河原町の柳小路にある。

私もだいぶお酒が入っていたので、転ばないように気をつけながらのホッピング。
私の相変わらずのおしゃべりで、店員ジョーさんとすっかり仲良しになった。
親切にしてくれてほんとありがたい

エルポピュラーさんはテキーラだけでなく、実際はレアでマニアックなメスカルもある。
虫入りのあのメスカルもある。

さんざん飲んでメスカルに辿り着くと、
宝探しの宝を掘り当てた感じになる。


そのアテにワカモレは文句なし。
ワカモレも作り置きではなく、目の前でワカモーレしてくれた(←この日本語が正しいかはわからない)。
話はすっかり弾み、京都の夜はメスカルで締めた。

日本の伝統が生きる街 京都。
今は新しい息吹と自由性や多様性すら感じた。
そして大切な京都の粋から続く道を歩んでいることを実感すると、世代の交差点に佇んでいる気持ちになった。

また近々に伝統とともに進化する京都を再訪したい。

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