【異端会議】タメになる話を聞いても、なぜ多くの人は明日を変えようとしないのか ー 為末大 ー

異端会議からの転載です。(異端会議サイトでは無料です)

夢や希望という言葉が使われ始めたのは、ここ200年くらいの話

薮崎 「3日坊主なんて言葉がありますが、タメになる話を聞いて『よし!やろう!』と思っても、多くの人はすぐにやめてしまいますよね。アスリートの方は、昨日よりも少しでもよくなるよう努力をし続けている方々だと思います。そのご経験から、変化し続けるための秘訣をお教えいただけますか?」

為末 「『なぜ変われないか』ということで言うと、石川善樹さんがおっしゃっていたのですが、1800年代くらいまで『努力』や『夢』という言葉ってあまり出てこないんです」

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