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目と鼻から液が止まらなかった

気づいてしまった。私はずっと不幸になれとだけでなく、孤立しろと言われていたことに。

何日か前、TikTokで見たビデオを見て気づいた。夕張の高校のPTA会長が卒業式で話した内容を聞いて。


“自立をするということは何でも自分で責任を取ったりできるようになることじゃない。それは「孤立」。人間は一人じゃ生きていけない。自立とは困った時、苦しい時、辛い時に助けてと言えること。それが大人になるということ。だからどうしようもなくやばいと思ったら、助けを求めて故郷に帰ってきてもいい。それは逃げでなく、皆がちゃんと生きて自立して大人になるための「助けて」だ。”


頻繁に戸籍上の親達は私に、何でも自分一人の力でできるようにならないと駄目だ、親を頼るな、できないやつは死ね、もっと苦しめ、それが大人だ


と言ってきた。つまり今更ながら気づいたのだが、彼らはずっと私に孤立しろ、不幸になれと言ってきたのだ。私もずっと大人は一人で色々乗り切るものだと思っていた。人間は一人で生きていけないから助け合うものだと頭では分かっていても、助けを求めることは迷惑をかける恥ずかしい事だと思っていた。でも今年色々大変な事に直面して、生まれて初めて人に頼る事の大切さを知った。それで離れていった人もいる。でも手を差し伸べてくれた人もいた。そして今回偶々TikTokでこのビデオを見た時、親の言葉を思い出して涙と鼻水が止まらなかった。自分でも不思議なくらい。


私は小さい頃から合理主義のため、感情に鈍い。人の気持も自分の気持ちも。因みにMBTIではガチガチの合理主義のINTJ。だからこんなに悲しく感じる理由が分からない。


でも一通り泣いたらスッキリした。もうこの件に関しては大分開き直ったと思う。気付いてよかった。そうでなければいつか若い子が困難にぶつかった時、私の親の様な事を言ってしまっていたかも。


無駄なことは何一つとしてないね。


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