『天気の子』から話が脱線しまくり地学地理トークになった話

どうも、石山です。

先日、コミュニティマネージャーのフリーランスでやられている大底春奈さんのフォロワー飲み会に参加してきました。大底さんはタイムチケット等のコミュニティマネージャーをされていて、ソーシャルバーPORTOで第2火曜日に店長としてカウンターに立つなど、様々な活動されています。以前より、自分のnoteで度々出しているタイムチケットも、PORTOで大底さんと初めてお会いして話した時に教えもらってノリで作ったものです。

今回は、コミュマネや、スタートアップで働いている方などが参加されていました。そんなわけで、話は色々な方に飛びました。バクパッカーをされていた方がいたのでその体験談の話だったりとか、映画化もされた漫画『キングダム』の話だったり、インスタの話だったりとか。

そんな中、と言うよりは結構ど初っ端で

「天気の子についてどう思いますか?」

という質問がきました。ご存知の通り、『天気の子』は2019年夏に公開された新海誠監督の長編アニメ作品です。自分が気象の研究をしているという話を自己紹介の時にしたので、軽い感じで聞いてこられたのだと思います。正直、自分は気になるところは確かにあったけど、映画を見る時はそういうことはなるべく考えないようにしているので、フツーにファンタジーとして楽しんだのでそのように答えた(つもり)ですが、大底さんが大学時代に地理学を専攻されていたこともあってか気になる点が多すぎたらしく(笑)、その辺から話が脱線しまくりで地学・地理ワールドに突入しました。火山や地震の防災の話だったり、南岸低気圧の雪の話だったり、メルカトル図法やモルワイデ図法などの地図の話だったり。自分も参加するので多少はその話になるかなぁとは想像していましたが、まさかフォロワー会の話の内容の大勢を占める事態になるとは思ってもみなかったのでびっくりしましたが、とても楽しい時間となりました。

大底さんを始め、お会いした方々とはまたお話しする機会があれば嬉しいなと思っております。自分が今いる分野の方々と話すのはもちろん楽しいけど、違う分野の方々と話すのもまた違った楽しみがある。見聞を広めて、自分がやっていること・やろうとしていることにフィードバックしたい。

本日はこの辺で、ではまた。

天気のタイムチケット


PS:一部補足

さて、そんな話の中で、少し補足的な感じをしてみたい部分があったりするので、勝手にnoteで書いちゃいます。読んでいただけるかわかりませんが…。

1.三寒四温

「春先に移動性高気圧と低気圧が交互にやってきてだんだん暖かくなりますよ」という話をしました。みなさんどうやら気に入っていただけたのですが、言った直後から"三寒四温という言葉の使い方はこの場合に適していたのだろうか…?”という疑問が、自分の中で渦巻いていました。なので、複数サイトで調べてみたところ、

晩秋から初春にかけて、3日間くらい寒い日が続いたのちに4日間くらい暖かい日が続き、これを繰り返すこと。(デジタル大辞泉)

という感じでありました。元々は中国北部,中国東北,朝鮮方面で冬季に3日ほど寒い日が続くと,その後4日くらい暖かい日が続く現象、としてこの言葉が出来たらしいです。つまり、日本の気候のことではなく、中国の気候を表した言葉なのです。そちらでの冬のシベリア高気圧による寒気の強まりと弱まりする様を表しており、日本の移動性高気圧と低気圧の入れ替わり立ち替わりを表した言葉でないようです。なので、季語としては春季でなく冬季で使うみたいです。その辺を考えると、確かに日本の春において暖かい日と寒い日が繰り返されるので、意味として適用できるけど元の意味をきちんと押さえておく必要があるのでしょう。

(参照サイト)

など

2. 揚力

飛行機はなぜ飛ぶかという話に飛んだ時にこの「揚力」というワードが出して説明しました。しかし、まぁふわっとしていたので、これはちゃんと言い直したいなぁと思っていたのですが、改めて調べ直すとこれまた大変。全て誤解にきちんと言及しながら言い直そうとすると相当労力がかかる(片手間では書けない)ので簡単に以下のサイトから文章を抜粋します(一部削除)。詳しくは参照サイトで。

翼が空中を進むと、または、流れの中に翼があると、翼には揚力と呼ばれる上向きの力が作用する。巨大な飛行機が空に浮くことができるのは、機体の重量を支えることができる揚力が翼に発生するためである。なぜ揚力が発生するか、という疑問に答えるのが「ベルヌーイの定理」である。「ベルヌーイの定理」は、「流体の速度が増加すると圧力が下がる」と説明されている。翼の上面の流れは下面の流れよりも速くなるから、上面の圧力は低くなる。この圧力の差によって翼は上に引き上げられる。 

(参考サイト)

飛行機が飛ぶわけ―――「ベルヌーイの定理」説をめぐる論争を解く

東京大学大学院航空宇宙工学専攻 東京大学大学院航空宇宙工学専攻 教授
鈴木真二

(1)

(2)

以上。


自己紹介note




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