アルコール依存症で広汎性発達障害の疑いのある父の話。
父はお酒を飲まなくても普段からおかしな言動や行動がみられます。親戚からはとんちんかんな人といわれます。またお酒を飲むとそうした行動がより強調され、手が付けられなくなります。この間ちょっとトラブルになった会話を録音してたので文字おこししました。基本的に私がしゃべっているときも父は黙って聞いていられず話をしてきたりします。またもっと強い口調でした。わかりやすいように修正してます。
午後8時半ごろ、母は父が使った食器を洗っていたが、体調が悪く休みながらやっていた。そのとき、酒を飲んで横になっていた父は、母に早く風呂に入れという。私は、なぜそのようなことをいうのか、母はあなたの食器を洗っている最中だというと、父はお母さんを早く寝させてあげたいのだと答えた。そのため、早く寝させてあげたいなら、あなたが食器を洗うのを手つだってやればいいじゃないかと言った。
父「そうだねー」
と苦虫を噛み潰したような表情をあからさまに見せつけ
父「しかしね、お前をここに住まわせてやっている、文句をいうならでていけ」
私「それは関係ない」
父「自分は早く寝たい、生活習慣が違うから」
私は繰り返し同じ説明をした。
父「風呂に入ってから洗えばいい」
私「それはおかしい」
父「早く寝たい、9時には寝たい」
私「それは自分勝手だ」
父「ちがう、お母さん早く寝させてやりたいのだ。そういう生活習慣なんだ」
私「それはあなたの考え方でお母さんは違う。」
父「第三者に聞いてみよう」
私「三者なんて呼べない」
父「じゃあ俺が食器を洗えとかいうの?」
私「お母さんは今洗い物をしているから、風呂には入れないという話をしている。それにあなたはお酒を飲んでいて洗えないでしょう」
父「お酒を飲んだとバカにするのか、自分の言っていることを考えてみなさい」
私「バカにしてなし、自分の言っていることを考えるのはあなただ」
父「お母さんに早く寝ろとかいってない、お前がバカにしてきた、お前は働けないくせに」
私「そうやって侮辱するのが悪い、さっきも出ていけといったりしたのも悪い」
父「出ていけとかそんなこと言ってない、お母さんを早く寝させてあげたいのだと思わないか?」
私「お母さんは洗い物をするなということか?」
父「ちがう」
私「だったら早く洗い物が終わるように手伝ってやればいいじゃないか」
父「話を導くためにそういう話し方をするのか」
私「どういう話し方?」
父「洗い物をするなということか!と言われた」
私「事実でしょ、洗い物が終わらないとお母さんはお風呂に入れないでしょ?風呂に入れということは洗い物をするなということになる」
父「それはわかるけど、それ何回も聞いたよ、だから、早く洗い物をして風呂に入って寝ようといっている」
私「それはおかしい、早く寝たいなら手伝いなさい」
父「前はごはんを食べたらお前はすぐ二階にあがっていたじゃないか、はやく上がれ」
私「それは、今日、お母さんがしんどそうだから手伝っているのでしょ。洗い物をしているのに早く風呂に入れというのは間違っている」
父「だから風呂に早く入らせたいと思った」
私「風呂に入らせたいと思うのだったらお母さんを手伝ってやりなさい。わかった?」
父「わかった」
(再び苦虫を噛み潰したような表情をみせる。)
私「また、さっき私に対して言った暴言はあやまりなさい。」
父「暴言に聞こえたならわるかったね。ただ、一緒に暮らしているのだから気をつけてくれないと」
私「何に気をつけなければいけないわけ?お母さんに変わって洗い物をしろということ?」
父「ちがう」
私「ちがうの?じゃあなんなの?」
父「ゲームをしたりとか、テレビをみたりとか」
私「してないじゃない」
父「ああそうなん」
父(とても苦しい表情をする)
父「でもしているかもしれない。」
私「してないでしょ、まったく関係がない。今ここで私がゲームをしていてお母さんが寝られないならわかる。今話をしているのは、母さんは洗い物をしていてお風呂に入れないという話。」
父「もう寝る時間よ、俺にとっては。あなたとは生活リズムが違う」
私「それは関係ない。」
父「そうかな?生活リズムが違うから気を使ってやらないといけないと言っている。」
私「あなたと私の生活リズムが違うことは関係ない。今はお母さんが食器を洗っていて、すぐにお風呂に入ることができないという話をしている。」
父「あーそーね」
私「ましてや、やってもないゲームをしているとか子供のころの話を持ち出しても困るって、わからない?」
父「あーそーね、それはわからんねー。」
私「#、あなたが気に入らないだけじゃない、寝られなくて。子供のときもそうだったじゃない。自分が寝たいから勉強はするな、テレビも見るな、8時に風呂に入れ、9時には寝ろと。今回も同じでしょ。お母さんがまだ洗い物しているけど、自分は寝たいからお風呂にはいれとか。早く寝たいならお母さんを手伝いなさいってことよ。」
父「わかった」
(苦痛の表情をする。)
父「お母さん、ちょっとやめて、手伝わないといけないから」
私「手伝わないといけない?それはおかしいでしょう。お母さんを早く寝させたいと思うなら、俺は自分から手伝ってあげようと思うよ」
父「また言葉尻を捕らえて」
私「言葉尻を捕らえてない。あなたが言ったことよ。お母さんを早く寝させてあげたいと。それなら、手伝わないといけないとは言わないでしょう?わからないかな?」
父「わからんねー」
今は父の暴力に抵抗できるから会話に持ち込めるが、抵抗できない子供のころは、このような自己中心的な考えに従わされていた。父が帰ってからはテレビを見たり、ゲームをすることはできないだけでなく、宿題や予習などの勉強もできなかった。 また、統合失調症で疲弊している母に対してなんで朝食の配膳が会社から帰ってきたのにまだのこっていると怒鳴り、具合が悪かったごめんなさいという母を殴っていた。
ただでさえ少子化なのに、このような家庭で育ち、10年20年後の労働者の生産性を低下させることにならないよう、社会がフォローする仕組みを作った方が社会のためになると思う。 学校ででは、宿題を忘れたり気になる行動がみられた場合は問題を抱えていないかフォローしてあげてほしい。そのためには、教師、臨床心理士、養護教諭等、それぞれが互いに立場、専門性を理解し、そして尊重し、子供の教育というミッションに尽力してほしいと願う。
当然そこには税金が投入されるわけなので、なぜ支援する必要があるのかとう反論がでます。そのため、機能不全家族で育った子供への影響をエビデンスに基づいた調査結果があれば説得力が増しますね。心理学と経済学が合わさって、どれだけ生産性の低下につながっているか調査し、そこに税金を投入することでどれだけ生産性が上がり10年20年後に社会としてメリットがあるか調査して欲しいです。おそらくすでに研究されていることとは思います。
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