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感染症接触アプリの仕様変更と感染増加

保健所、医療関係者の皆様日々の努力本当にありがとうございます。また、かかってしまった方、早い回復を願っています。

感染症拡大とともに疫学的調査と呼ばれる感染者周辺の濃厚接触者探しが困難を極めています。

1月8日の専門家会議後の発表でも年末年始の陽性判明者の増加、特におおみそかの急速な増加、疫学的にも異常な増加であることに驚きをもって、不自然な増加と報告されています。特に若い層(18-39歳)が増加していることに疑問があがっています。12/27に50代前半の政治家羽田先生のご逝去や自宅で急に亡くなられた方の報道によって検査数が増加したとのこともある。(ただし、私個人は、陽性率の高さとの因果関係では疑問も多少残る)

https://t.co/lCKmNwZnDE?amp=1

11月から増加する陽性者に対応して12月中旬に実施された陽性者の接触アプリの仕様変更が、感染増大につながっていないか気になっています。

保健所の疫学的調査が困難を極める中、精度の高い感染者接触アプリがそれまで、過去14日間のブルートゥースの強度と接触時間から割り出していた接触可能性を、保健所の調査同様、発症日もしくは陽性判明日の2日前から接触があった場合に警告を発信するように改められました。

実は、感染症について、無症状の方も多く、潜伏期間を14日としていたのにも関わらず、発症または陽性判明の2日前からでは、大幅に対象を限定してきています。このため、感染増大時期において、本来であれば、早めの検査に結び付けられる警告が機械的には判明できるにも関わらず、発症2日前からや陽性判明2日前以降の接触にのみにしか発信されない状況になりました。

人手では対応できないことをデジタルがサポートするのに、これ以上陽性者が出たら医療崩壊するから確認する速度を収めようとしているのか、判明後の処理能力に懸念されることはあるけど、一気呵成に収められる初期情報の活用が制限されているようにも思います。

Android携帯では、設定メニューでGoogleからCOVID-19接触通知システムを開くことで、ブルートゥースがつながった数を確認できるけど、陽性者の情報が絞られたせいか、接触可能性のある数が減ってきています。

一気に可能性を確認して、抑え込めるのに...

デジタル化を阻害するのは人であったりする例かもしれません。

医療崩壊して自宅療養になったとしても正しい現状の理解をしなければ終息は遠い気がします。

PCR検査は症状の出た人や濃厚接触者中心に実施しているので陽性率が上がった。アプリや携帯での接触による検査が一時的に減少したことで、PCR検査対象が12/15以降いったん減少し、その間感染が増加したのではないかという仮説は成り立たないだろうか?

以前はココアによる通知でなくても、携帯電話のOSレベルで接触可能性がある数があればPCR検査対象にしてくれた運用があったようです。とにかく検査数を増やして正しい実態をあぶりだしていかないと実態が判明しないのではないかと思うんです。

感染はコントロールできないけど、リスクを評価し可能性がある時は早めに手を打つ。これこそが早い終息を導き出すヒントだと思う。

【提案】
[1] ココアによる陽性者接触の可能性を過去14日間に戻す
[2]PCR検査対象を症状のある人と疫学的調査による濃厚接触者だけではなくココアによる通知以外にもGoogleやアップルの携帯電話におけるブルートゥースの接触可能性があったケースも対象とする
[3]民間を含めたPCR検査処理数を増加させると共に陽性判明時の報告義務を明確に規定する。
PCR検査を民間機関であっても保険証で無料とするが陽性判明時は民間であっても規定で報告させる。

1月8日の専門家会議

長い動画ですが、本当に尾身先生や専門家の皆様のご尽力には本当に感謝する内容です。

https://www.youtube.com/watch?v=yldyJ7LRW7k

思うところ書いてみました。プロの方から見れば幼稚かもしれません。利用者の立場で書いてます