松村沙友理篇 制作日記No.37〈なぜ「がん」なのか〉
2021年5月21日(金)
お疲れ様です。いたがきブログです。
乃木坂46メンバーの卒業後を妄想した短篇小説を書いています。
現在は松村沙友理篇を執筆中で、完成した所までを無料で公開しています。
#振り向けば青春 略して #ふりはる
本日は、小説の登場人物をなぜ「がん」という設定にしたのかというお話です。
本編では語られない内容なので、いわゆる裏設定というやつです。
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松村沙友理篇に登場する<沙友理>と<男性>はどちらも「がん」で入院しています。
<沙友理>は初期の大腸がん、<男性>は進行した肺がんです。
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▼なぜ「がん」なのか
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最初は<沙友理>と<男性>が病院で出会うという設定だけが決まっていて、がんで入院しているというのは後から決めました。
どんな病気で入院しているのか決める上で、まず「ありふれた病気」かどうかが最初の基準でした。
僕が書きたいのは医療モノではなく青春モノなので、難病とか珍しい疾患である必要は全くなくて、むしろ物語のノイズにならない無難な病名の方がいいからです。
僕は病気に全然詳しくないので、「日本人の死因ランキング」で上位の疾患から選ぼうと思いました。
2019年のランキングはこんな感じです
①悪性新生物(がん)
②心疾患
③老衰
④脳血管疾患
⑤肺炎
この内、心疾患と脳血管疾患は主に突然死なので、本作品との相性は良くなさそうです。
というわけでがんと肺炎に絞って、まずはがんについて図書館で本を借りて読んでいたら、ちょうど<沙友理>と<男性>のそれぞれにピッタリのがんがあったので、がんで行くことになりました。
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▼<男性>のがん
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<男性>のがんは進行した肺がんです。
肺がんは進行のスピードが早い場合が多く、異変を感じて検査を受けた頃にはかなり悪化しているケースも多々あるそうです。
<男性>は職場で倒れて病院で検査を受けます。
そこでステージⅢ(あるいはⅣ)の肺がんを宣告され、入院生活が始まります。
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▼<沙友理>のがん
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<沙友理>のがんは初期の大腸がんです。
ごく初期の大腸がんは内視鏡手術によって完全に切除できる場合があり、<沙友理>もこのケースです。
(#フィクションといえど推しに傷をつけるわけにはいかない)
人間ドックで「大腸にがんらしき影がある」という診断を受けて、<男性>のいる病院に検査入院します。
<沙友理>が検査、内視鏡手術、術後の経過観察を経て退院するまでのおよそ10日~2週間ほどを<男性>視点で描いたのがチャプター2です。
がんについてはまだまだ勉強中です。
もう少し書き進んだ頃にまた細かい話をするかもしれません。
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明日の日記は土曜日恒例、深夜ラジオ配信の反省会です。
今日の21:00に配信した『深夜ラジオかぶれ配信』の反省をします。
今回はひどい出来だったのでたくさん反省することになりそうです。
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では、また後ほどお会いしましょう。
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