私の曲作りには『リスペクトはあるがリファレンスがない』
ずるずる!毎日コラム生活37記事目。どうもー毎オムでぇす!
一人でいることが多いので、考える事が増えてきてしまってこのまま変に思慮深いポンコツが出来上がりそうで恐ろしい。
プロになるなんておこがましい夢はないが、地味に音楽を作り続けて、そのうち僕の人生が誰かの助けになれればいいな。なんて、ことは昔から思っていた。
はてはぶろぐ時代に書いた事でもあるが、私が楽器をはじめた理由の一つに当時音楽を好きになるきっかけになるバンドのように曲を作りたいと思ったことが挙げられる。
私は、the pillowsというバンドがきっかけでこの音楽という世界に興味を持ったのだが、彼らの鳴らす音楽に心を当時持ってかれた。
というより、なんだか救われたような気分になっていた。
それは楽曲から伝わる彼らの生きざまが、私にこのままで大丈夫だぜ!って言っているような気がしたからだ。
なので、この私のたいしたことない人生ではあるが、感じてきた苦悩や、悔しいこと、楽しかったこと、を音にしてだれか私と同じ匂いの持つ人の助けになればなぁなんてのを大げさだが憧れとしてもっていた。
私にとって、音楽とは多方面からの見方がある。
音楽だけで一くくりできない。
私の昔からやりたかった音楽とは、自分の曲で同じ匂いのする人間の心を動かすことである。
それは、かつてピロウズが私を救ったように、私の人生によって誰かの心が救えたらなーなんてことである。
私は今、ライブをするわけでも、表にたって音楽活動をしているわけではないので、これをどう実現するかに悩んでいる。
悔しい思いをしたり、どうやってライブを成功させるか?メンバーとぶつかりながらもそれすら音楽としてぶつけてくるバンドのようにどうやって私が人の心を打つことができるのか?
と、大げさではあるが文字にするとこんなことを思っていたりする。
なので、曲を作ることを純粋に楽しむこととは別のベクトルを今向いている。
私の事を一番理解できるのは自分なので、ふとしたときに今聴きたい音楽がないなんてことは多々ある。
これを具現化するために音楽をつくって、自分で作った曲を聞くのが目的で作っている面もある。
なので、バンドでライブをしていたりする人たち、ボカロで活動しているひとたち、また違う土俵で活動している人たちの『音楽』と、自分がやりたい『音楽』は少し意味合いが異なる。
私だって適当に曲をつくったり、純粋に曲を作ったりすることは楽しい。
誰かの心をうごかすとか考えずに、単純にコピーバンドとしてライブするのも好きだ。
なので、各々の目的によって『音楽』という二文字は意味を変える、とおもっている。
昨日、メンバー棚林と話していて、曲を作ることに対して時折感じていた私と他のメンバーとのギャップ?的なことについてなんとなく結論がでた。
私にとって曲をつくるとは、前述したように無意識にも『誰かの心を動かす音楽』を作ることがベースにあるので、あの人のような曲をつくりたい。とかこのバンドみたいなことをしたい。というような概念がなかったのだ。
これは語弊が生じやすいので、ちゃんと説明しておくと、影響をうけた楽曲やバンドはもちろんいるが、その人のような音楽を作ることが私の目標には昔からないのだ。
その人のように、自分の人生、感情を楽曲にのせる。それが心を動かす。ような曲を作ることがスタートにあるのだ。
なので一言でいうと、私には
リスペクトはあるがリファレンスがない
ということがギャップを生む原因だということがわかった。
勿論、在宅ワークスはみんなでゆるく曲をつくることがたのしーといえれば個人的にはOKなのだが、根本的にある『曲づくり』の概念が違っていたのかなーなんてことをおもった。
我々は、個人的な活動も含めてライブをして生身の人間を相手にするわけではない。
勿論、画面やイヤホンの向こうには生身の人間がいるのだが。
なので、ライブを前提にしていないため、この我々の思いをどう楽曲にして響かせることができるか?という壁を越えることが無意識に私の左脳の隅にあって色々語弊を生んでしまっていたのかな、なんて思った。
リスペクトはあるがリファレンスがない
つまり、私が曲を作るときは、
あるアーティストに対して
尊敬やそれに対する影響はある
が
この楽曲、このジャンルはこういう感じだからこれがこれに近づけることが目標みたいな
手本とするものは存在しない
ということだとおもう。
勿論面白いことをしたいと思っているのは皆同じなので、一概にこうはいえないが、昨日棚林と話しをした時にこの根幹の違いが結構ギャップを生んでいたのかなーなんて思った。
まぁ、メンバーに向けた、というより、私にとっての曲づくりとは?をしっかり具現化した内容になってしまった。
こういう、私の自分はこう思っているが伝わってないのかな?と思うとモヤモヤしてしまいこの文章のように早口で捲し立てるのはいけないと思いながらもなかなか治らないなぁ。。
とはいえ、高校生から大学生くらいまで割と考えていることを言うのを躊躇していたが(周りではそうみえないかもしれないが)、今年は思ったことはすべて吐き出していこうと決めているのでとりあえず文章にしてみた。
今日はすこし鬱陶しい内容になってしまったが、備忘録として残しておきたい。
ではでは、毎オムでした。
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