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私の推しラジオ | ミルクボーイの煩悩の塊


こんにちは、板の間です。

在宅勤務になってから、オフィスのように「集中できる雑音」のない自室の中で仕事をしている中で、どうも無音だと心許ないために最近はラジオをよく聴くようになりました。

ラジオ、何か作業をしながら聴けるのでとても重宝していて、仕事中だけではなく家事中や散歩中にも聴いていて、ふと思えば何かしらの番組はいつも聴いているというような状況でございます。

いつも聴いているのは大体芸人さんがパーソナリティを務める番組なのですが、その中でも最近特に気に入っていて、毎回聴いているラジオ番組について書きたいと思います。



「ミルクボーイの煩悩の塊」!



言わずと知れた、2019年M-1王者の「ミルクボーイ」がパーソナリティを務める、ABCラジオの番組です。(通称「ボンカタ」。)

最近はTVやCM、雑誌等でも露出が増えてきてこれからもっと人気が出るであろう今ホットなお二人の30分トークが聴ける番組なのですが、他メディアではあまり触れることのない、この番組ならではの魅力について書いていきたいと思います。



「最強の持ちネタ」から派生するコーナー


ミルクボーイと言えば、やはりM-1史上最高得点を叩き出した「最強の持ちネタ」のシステムである「オカンが好きな○○を忘れた」構文の漫才なのですが、ラジオ内でも例に漏れず様々なコーナーとしてそのエッセンスが混ぜ込まれています。

例えば、番組の冒頭では毎回内海さんのつかみの第一声「どうもー、ミルクボーイですー」、「あっ、ありがとうございますー、ねっ、今、○○をいただきましたけれどもー」から、いつもはベルマークとか、ねるねるねるねの2の粉とかを頂いているのですが、ここをラジオリスナーから募ったものを頂いています。「こんなんなんぼあってもいいですからね」、のやつです。

大体1回の放送につき1~2個の品物を頂いているのですが、うち1回はラジオによくある「同じジャンルでかぶせてくる流れ」が繰り広げられています。
その流れ、これまでだと「城下町」「天守閣」「越後屋」「備中鍬」「3万の軍勢」を貰うという・・・。何かが出来上がりそうな。
この流れに「江戸つかみ」という通称がいつのまにか生まれ(リスナーが勝手に呼び始めた)、お二人が「今回はこれか!」みたいな、前回からの江戸の流れからトークを広げていくのでそれも面白いです。

その他、内海さんの決め台詞「俺は動くよ!」のコーナーもあります(詳しくは後述します)。このコーナーもお二人の面白エッセンスが詰まっていて本当に聴いていて楽しいです。


意外(?)な内海さんの一面


これが一番私がボンカタを毎週楽しみにしている理由かもしれません。

私はあくまでも新規の一ファンのため、古参ファンの方からすると当たり前って言われるかもしれないのですが、
内海さん、角刈りでレトロな装い、つぶらな瞳でおしとやかそうな見た目でいらっしゃるのに、ラジオ内のフリートークだと「俺はこういう人間やから!」みたいな結構尖った発言をされていて面白いのです。

例えば、コーナー「俺は動くよ!」で、リスナーに「こんなことに困っているので内海さんに動いてほしい(=解決してほしい)」という内容を募っているのですが、リスナーの困っていることに対して内海さんの持論を展開して「動くか」「動かないか」について語っていきます。
この中で「リモート飲み会で気を使ってしまうので通常の飲み会以上に大変なのに、自宅にいて断る理由がないので困っている」というリスナーの悩みに対し、内海さん「俺は動くよ!」と声高に叫び、「リモート飲み会は一生に一回でいい」とバッサリ。淡泊~!

ご自身で「僕は気難しいですからね」と枕詞を置き、布マスクが配られたときに
「『今、マスクをいただきました~』ってつぶやいたらウケると思うけど、そんなんやらへんからね」って言っていたり。
更にそこから「『シャッフル漫才』と『全員漫才』はやらへんと決めてますからね」と言っちゃうところも。芸人さんだったらライブでよくあるでしょうに・・・・スリリングで面白いです。
そして横で話を聞く駒場さん、「内海はそういうところあるからな」となんだか包容力のあるコメント。このコンビのバランスが楽しめるのもボンカタの醍醐味です。


ラジオ番組として「聴きやすい」


ラジオなので声の情報のみで繰り広げられていきますが、ミルクボーイのお二人はそれぞれとても聴きやすい声のため、話が入ってきやすいです。

内海さんは漫才の時にも耳に残りやすいような高くて伸びやかな声、駒場さんは低めだけど低すぎない、落ち着いた声。二人とも言葉が耳に入ってき易く、かつ対照的な声質のため「どちらが話しているか」をあまり悩まずともすっと入ってくるので、とても分かりやすいのです。
(声質だけでなく、喋りの割合も内海さん:駒場さんで7:3くらいかも・・・。バランスも良いです。)

後は番組構成的な部分になりますが、30分番組なので一気に聴けて団長にならない。
後は恐らく番組自体が短いために、CMが短いのでそれも良いです。CMが長いとリアタイ時は睡魔にメチャクチャ殴られて寝てしまうこともあるので・・・。
(最近、コーナーが増えてトークも充実してきたので30分で収まらない説があるそうです。30分で聴きやすいと前述しておりますが、1時間番組になってくれたらそれはそれでなんぼあってもいいですからね~!)


全世代から愛される

最年少は11歳から、上は50代の方まで、リスナーの年齢層がとても厚くて面白いです。(意図的に読むハガキの年齢層を広げているのかもしれませんが笑)

番組を聴いていても、あまり「この世代にしかわからないトーク」みたいな要素は一切なく、聴けばわかりやすく面白いという点と、お二人の飾らないキャラクターが全世代に愛される所以なのかもしれません。

後は誰でも笑っちゃうアクシデントがあって、番組公式Twitterの誕生日を番組開始日にしたところTwitter社から「誕生日が2020年=赤ちゃんがTwitterをやっている」と誤解されてアカウントを凍結されてしまっておりました。笑


そんなことあるんだ・・・・。(笑いの神ついてるな)


最後に

もともとは特番から始まったボンカタなのですが、2020年4月からレギュラー化しているので割と最近始まった番組です。なのでラジオでよくある「続いている番組なので参入しづらい・・・」ということも一切ありません!!聴くなら今が一番早いですよ!!(突然の圧)

あと、この番組ABCラジオで通常関西圏でしか聴けないので、全国津々浦々の方にあまねく聴いていただける番組ではないのでそれだけ残念なのですが、radikoアプリでプレミアム会員になると地域制限なく聴くことができますので、興味のある方はぜひradikoプレミアムに加入して聴いてみてください!(お金かかってしまうのでそこだけ・・・)(当方radikoの回し者ではありません)

そしてボンカタだけでなく他地域の番組にも是非耳を傾けてみてはいかがでしょうか!


これからも、楽しいラジオライフを~!

一生忘れません