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紙切れのスケッチから設計

朝、出勤すると同僚から小さな紙片を渡された。
急ぎの仕事を任せたいとのこと。
「昨日はその準備でちょっと残業した」と疲れた顔。

デパートへ3月末に納品した什器の図面に足りない物があったそう。
えっと、クライアントが2ヶ月半後に気付いて急ぎの仕事だって言うんだ。

ちぎった紙には簡単なスケッチ。
それと参考商品の画像。

昨日の残業の成果だって

デパートの内装に合う鏡の設計が必要だとのこと。
金属製の枠を什器に使ったので鏡も同じようなデザインにしよう、サイズはこれくらいって紙切れに描かれたスケッチ。

こういうあやふやなデザインの場合は、まず3Dモデルを作る
枠の太さや細部を3Dレンダリングを見ながら同僚と検討して、それから図面を起こす。

これはバージョン2

上司のOKがもらえたのでクライアントに図面を送付。
その後、修正がちょっとあったが期限内に提出できてよかった。

それにしても、わずかな情報から設計した自分すごいよ。
ちぎれた紙切れと参考画像をブラックボックスに入れて振ってみたら完成図が出てきたって感じか。
気付かないうちに経験を積んでた成果が出たな(イェーイ!)

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