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「優柔不断」がないWikipedia

現代は未だかつてない情報社会と言われています。 朝から晩までひっきりなしに情報が入ってきて、何を覚えていて何を忘れたのか、自分でも自覚がないほど。 そんな時代だからこそ手放せないのが、まとめサイト。 なぜこんなサイトが登場したのでしょうか? 【まとめサイト】特定のテーマに沿って情報を収集・編集したウェブサイト わたしは、溢れる情報に対して優柔不断になってしまうからではないかと考えました。 人間はなにを覚えて、なにを忘れるか、コンピューターのように操作できるわけでは

    • 号泣するひとは「大人」じゃないのか。

      福岡県に住んだことのあるひとは、毎週金曜日深夜0時55分に8チャンネルで放送される「ゴリパラ見聞録」を一度は見たことがあるだろう。 「しがない芸人3人が日本全国どこへでもあなたの願いを叶えるために出かける旅番組」である。 わたしがこの番組をはじめて見たのは、高校2年生のとき。 当時寝るときもTVだけは消さない癖があったわたしにとって、深夜にたまたま映ったのがこの番組だったのである。 なぜこのときのことを覚えているかというと、人間の暗部がテレビに映し出されていたから。 流れ

      • 「うち」ブランディング

        一人称を変えた経験、きっと誰しもあるのではないでしょうか? 「あたし」が「うち」に変えたのは小学校一年生のとき、 第一次大人ブランディングでした。 言葉の企画第3回目の講義で印象的だったのは、 「言葉は概念をつくり、概念は行動をつくる」ということ。 「あたし」から生まれ変わった「うち」は、いいこではなくなりました。 学校帰りに寄り道して、家に帰るようになりました。 親の言葉に、友達の話で反抗するようになりました。 「うち」は、はじめて自分で選択した一人称で、

        • 「個人的な話」地位向上宣言

          阿部広太郎さんが主宰する「言葉の企画」第二回が終わりました。 強く心に残ったのが 「(企画書には)個人的な感情を出していい」ということ。 企画はたくさんのひとを捕まえるものだと思っている私には、衝撃的でした。 でも出発点がありきたりだと、ありきたりな企画にしかならない。 それをプレゼンするとき、どこまで本気で「やりましょう!」と言えるのか? 【個人的無意識】個々の人間に固有な無意識であり、人間の心的活動の大部分を支配する。個人の自我を不快な記憶や苦痛から防衛する機

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        • 言葉の企画
          4本

        記事

          アイデア? は無意識の中に

          よく「アイデア持ってこい」と言われる仕事をしているのですが、 アイデアってなに? というのが社会人最大の謎でした。 さて、阿部広太郎さんが主催する 「言葉の企画 2019」に通いはじめてしまいました。 コピーライターでありながら、 小学生の頃から「言葉を書く」というのがマジで苦手。 慢性日本語アレルギーに罹っているわたしが 言葉を企画する という考え方に惹かれ、勢いで申し込みました。 阿部さんのお話を聞いて思ったのは、 イメージをつくることから始まってい

          アイデア? は無意識の中に