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ゲームのグラフィックの進化と没入感

皆さま、こんにちは。
アマチュアエンジニアの「シノビ」です。
個人ゲーム制作を頑張っています。

さて、今回はゲームのグラフィックの進化と没入感というお話です。

それでは早速見ていきましょう。

結論

  • グラフィックの進化とともに、ゲームの世界へ入り込む"深さ(深度)"も変化している。

  • ゲームの世界へ入り込む深さが、深ければ深いほど「没入感」も高くなる。

  • グラフィックの進化の歴史はこの没入感を高めていく技術と不可分である。

  • 美麗なグラフィックのゲームが良いゲームであるとは限らない。

  • グラフィックはあくまでも没入感を高める手伝いをしているにすぎない。

没入感の定義

いかにゲームの世界に入り込めるのか、自分が操作するプレイヤーになりきれるのか。

これはゲームにおいて永遠のテーマだと思います。
そこでキーワードとなるのが「没入感」です。

ゲームの世界にどれだけ入り込めるか、また入り込む感覚を持てるか。
これが私なりの「没入感」の定義です。

この没入感を高めるために様々な創意工夫がなされています。

その中でもグラフィックは没入感を高めるために非常に重要な要因となっています。

2Dから3Dへ

グラフィックは2Dから3Dへと進化しました。
2Dのゲームより3Dの方がはるかにリアルさが増すことは確かです。
どちらが良い悪いと言っているわけではありません。
2Dのほうが味があって良いという方もたくさんいると思います。

ただ、3Dの方がゲームへ入り込む"深さ(深度)"が深くなり、没入感が増すということを言いたいのです。
没入感が高まればプレイヤーになりきる感覚も上がり、「そこに存在している感」は増すのです。

美麗なグラフィックのゲーム

3D表現になってからは、どれだけグラフィックが綺麗であるかがよく話題に上がります。
それは綺麗な方がゲームへの没入感が高まるからなのだと思います。

VRの登場

グラフィックの進化とは直接的には関係ないかもしれませんが、VR(バーチャルリアリティ)の登場も言うなれば没入感を高めるための手段のひとつです。

元Facebook社(現Meta社)のOculus(Meta Quest)やSONYのPlayStationVRなどが有名ですが、これもゲームへ入り込む"深さ(深度)"を変化させる技術の一つだと思います。

ゲームの世界へ入り込む深さが深ければ深いほど、「没入感」も高くなるというのはここまで何度もお話してきました。
VRも没入感を高めるための技術であると思います。

これも良い悪いではありません。

「ゲームの世界へ入ってる感」を体感させるための技術の一つであると考えます。

美麗なグラフィック≠面白いゲーム

注意が必要なのはグラフィックが綺麗で没入感が増すといっても、それが面白いゲームであるか、素晴らしい作品であるかはまた別であるということです。
3Dでなくても面白いゲームはたくさんあります。
グラフィックは綺麗というわけでなくても、絵作りが良くて雰囲気が素晴らしい作品もたくさんあります。

おわりに

冒頭で述べた通り、結論はゲームへと入り込む深さが深いと没入感は増します。
その没入感を増す手伝いをするのがグラフィックというわけです。
しかし、あくまでもグラフィックは手伝いであってそれが全てではありません。

このグラフィックとゲームの面白さのバランスが上手く調整できると良い作品が出来上がるのかもしれません。

今回は「グラフィック」に焦点をあてましたが、没入感を高める方法は他にも様々あります。
どうすればより良いユーザー体験を提供できるのかを常に考える必要がありそうです。

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