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テレワーク導入支援って何を支援したらええの?

中小企業デジタル化応援隊という、中小機構が音頭を取ってIT専門家と中小企業をマッチングさせ、IT専門家への謝礼金を国が一定額払ってくれる制度があります。

3ヶ月ぐらい前に個人で登録して放置してたので、ログインしてざっと案件情報を見てみました。テレワーク導入支援ってのが結構多く、この期待値はなんだろうってふと思いました。

テレワーク導入支援=Google Workspace導入して使えばいいじゃんの脊髄反射で終わりかけたのですが、もうちょい考えてみます。

テレワークの肝は情報共有=共同編集ができるインフラを持つこと

どこでもそうでしょうけど、テレワークを進めるにあたり一番重要なのが、情報共有の仕組みづくり。

情報共有の肝は顔が見えることではなく、共同編集ができること。同じファイルやデータを複数人で閲覧・修正でき、最新の状況がみればわかること。Slackもそうですよね、同じチャンネル・スレッドにみんなでやり取りが出来るから、共有できます。こういう状態がコラボレーションだと思っていて、物理的空間を共有せずにコラボできる仕組みを作ることが、テレワーク導入支援なのかなぁと感じる。

でも、コラボレーションってレベル(業務の習熟度やツールのリテラシー等)が同じじゃないと出来ないという罠がある。

空間が別れていると、「ちょっと相談して、少し進めて、また相談」というやり方が難しくなる。文字ベースでそのやり取りを繰り返すと、極めて効率が悪い。簡単に言うと、だるい。

口頭は同期のコミュニケーションで、コンテキストのすり合わせがその場でできるから「言葉が足りない」のをリアルタイムで補えるけど、非同期は「言葉が足りない」のを補っていたら、極論ストレスしか残らない。

自分が言わんとしていることの「構造」を伝えるのは、コストが高い。表を書いたり図解したり、箇条書きでブレイクダウンしたり。口頭だと相手がね空気を読んでくれますけど、非同期だと空気読んでられないのよ。

が、それがチャンス。考え方を考える、というチャンス。考え方を考えることに慣れてアウトプットが増えると、抽象的な仕事が楽しくなり、課題解決力がUPする。テレワークの隠れた副産物かもよ。

社内メールと内線を潰そう

テレワーク導入するのだったら、社内メールと社内の内線を潰しちゃって、全部SlackやTeamsに一本化して、コミュニケーション・パスを再設計したいよね。

メール処理に時間をかけても生産性あがらない。CC大好きマンからの誰がこのボール打ち返すんだボケみたいなの、大嫌い。メールで対応履歴とか作業の質問とかちまちまやられると、時間ばっかりかかる。メールはコラボレーションに絶望的に不向き。

面倒だから電話したい気持ちはわかりますけど、もらったほうはそれで1つ仕事が増えてしまう。時間とは不思議なもので、ちょっとずつでも割かれると、まとまった時間を取り戻すのは大変なのだ。

電話でのコミュニケーションを密にして生産性が上がる気がしない。だって、電話は個別対応にベストエフォートで応じる仕組みなので。社内の個別タスクに労力を割かれるのは辛いよね。

強引にテレワーク導入をまとめてみる

- テレワークの肝は情報共有。情報共有 is 共同編集とコラボレーション。
- コラボレーションは同レベルの人間同士でないと出来ない。業務の習熟度、情報の不一致解消、ITリテラシーの向上。地道に取り組め。
- 共同編集出来るインフラがないなら、Google Workspace入れよう。M365でもいい。これは基本的人権。メリデメ以前の問題。
- テレワークはコミュニケーションコストが増えがち。増えたからなんだ。必要な情報の密度を上げて、ギャップを減らせ。
- 社内メールや内線等、活用しても生産性が上がらない仕組みを捨てろ。

何かあったらコメント頂戴〜。追記していく〜。

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