今回は、ジャンル、登場人物、舞台などを番号で選択するだけで簡単に小説を生成できる自動小説生成プロンプトを紹介します。
1.自動小説生成プロンプトの設定
このプロンプトは、ChatGPTのカスタム指示(Custom Instructions)を利用します。スマホアプリでも同じように利用できます。
カスタム指示の利用方法については、以下の記事を参考にしてください。
カスタム指示の下段に以下の文章をコピーしてSaveボタンをクリックします。設定はこれで終了です。
※1行目の「以下の指示に従って小説を書いてください。」を「以下の指示に従い、水平思考で考えて、独創的な小説を書いてください。」に書き換えると、より独創的で、ありきたりでないストーリーを書くことができます。但し、文章全体のバランスが崩れることがあります。
※また、最後の第5章で説明しますが、6.の「一つの章を書き終わったら、そこでストップして、ユーザーの入力を待つ。」を「一つの章を書き終わったら、その章の内容に合った画像を生成し、ユーザーの入力を待つ。」に書き換えると、章ごとの挿絵を自動生成して挿入することができます。
2.実際の使用例
以下、ChatGPTが第1章から順番に小説の原稿を生成していきます。次の章の生成を続ける場合は、「続けて」と入力してください。
3.生成した小説①ファンタジー
4.生成した小説②SF
最初の番号の選択からChatGPTとのやり取りをそのまま表示します。
5章構成のはずが5章で収まらず、6章構成になりました。
5.自動的に挿絵を挿入できるプロンプト
ChatGPTに画像生成AIのDALL-E 3が導入されたので、自動的に挿絵を作成して、章と章の間に挿入することができるようにカスタム指示用のプロンプトを修正してみました。
修正したのは、太字の部分だけです。
画像生成するため、これまでのプロンプトよりも少し時間がかかることになりますが、興味があれば、試してみてください。
ChatGPTをGPT-4のDALL-E 3モードに設定して使用します。
以下が、実際の使用例になります。