【Google Workspace利活用】スプレッドシート集計データを綺麗に可視化!Looker Studioの活躍!
今回は、以下のnoteの続編です。
Googleフォームで1on1のデータを集計する際のGoogleフォームをGASを使って少し簡単に作成するというものでした。
今回は、集計した1on1のデータを綺麗に可視化する話です。
スプレッドシートでの可視化
Googleフォームはとても便利なツールで、回答をスプレッドシートに自動でまとめてくれます。
これだけでもありがたいですし、関数を使ってスプレッドシートで集計をしたり、グラフを活用したりすれば見やすくもなります。
しかし、せっかくならもう少し格好良く可視化したいですよね。
Looker Studioの活用
そこで、今回はLooker Studioを活用してみることにしました。
1on1のデータの可視化なので、それほど多くの情報は必要ありません。
スプレッドシートもGoogleフォームと紐づいているもののみで足ります。
そのため、初歩の初歩なので、すでに活用されている方は優しい目で見てください。
Looker Studioは、データを視覚的に表現し、分析するためのツールです。Googleが提供しており、使い方は直感的です。
このツールを使うことで、データを簡単に理解し、重要な洞察を得ることができます。
Looker Studioは、さまざまなデータソース(例えば、Googleスプレッドシート、Googleアナリティクス、またはソーシャルメディアのデータなど)から情報を取り込み、それをグラフやチャートといった視覚的な形で表示するツールです。
このプロセスを通じて、データに隠された傾向やパターンを発見しやすくなります。
可視化したい情報
さて、可視化したい情報としては、次のものが考えられます。
①誰が誰と1on1をしているか
②誰が数多くの1on1をしているか
③全体の1on1の数
④月ごとの1on1の数の推移
あたりでしょう。
これを、全体、人ごと、月ごとに切り替えて見えるようにします。
Looker Studioで1on1を可視化!
では、やってみましょう!
以下のリンク先からLooker Studioにアクセスします。
こうした作業を繰り返して、可視化したい情報が表示されるように整えていきます。
本note公開時点の完成形は以下のとおりです。
「年月」「あなたの名前」をクリックし、表示させたいものを選択すれば、選択したものに関するデータのみの表示に切り替えることができます。
例えば、「2024年3月」のみを選択すれば2024年3月のデータのみが表示されますし、自分の名前のみを選択すれば自分のデータのみが表示されます。
今回は非常に単純なものですが、Looker Studioを使うための訓練となりました。
Looker Studioの可能性
Gemini曰く、Looker Studioには以下のような活用例もあるようです。
営業:顧客データ分析、営業活動の可視化
マーケティング:アクセス解析、キャンペーン効果の測定
財務:財務諸表の分析、予算管理
人事:従業員データ分析、離職率の分析
このようなことは、さまざまな分野で登場している〇〇テック系のツールで実現できると思いますが、これらのツールには会社の従業員全員が使いこなせるか?という課題があると感じています。
Looker Studioでのレポート作成は、複雑なものになると最初の作成は大変だと思いますが、できる方にやっていただければよく、従業員全員ができる必要はありません。
この意味で、会社によっては、〇〇テック系のツールの導入よりもハードルが低いということがあり得るでしょう。
このように、Looker Studioには、〇〇テック系のツールを導入するのにハードルを感じている会社の業務効率化の役に立つ可能性があります。
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